授業開きでは、「英語の授業は英語で行う」「先生だけではなく生徒もたくさん英語を話す」「リズムとテンポが大切」といった英語の授業スタイルを体得させたいと考えています。生徒一人ひとりが自信を持ち、これから始まる英語学習への希望や憧れを抱くような授業スタートにしていきましょう。
Everyday Classes in English!
今月のひとこと@先生の自己紹介
- こんにちは、みなさん!Hello, everyone!
- 今日が初めての授業ですね。This is our first class.
- 自己紹介をしたいと思います。I’d like to introduce myself.
まず、リーダーの生徒に英語による授業開始の号令を予め指導しておき、実際に皆であいさつを行います。起立するときは静かにさっと立つこと、大きな声でそろって言うことなどを意識させます。
しっかりできるまで繰り返します(Try again! )。
その後、教師の自己紹介も明るく笑顔で行います。
フレーズ1、2、3の後、Listen! と呼びかけて注目させます。
生徒の理解を助ける絵やジェスチャー等も用いて、生徒の表情をしっかり見ながら、やさしい英語で聞かせていきます。
自己紹介が終わると、生徒の理解を確認した後、Nice to meet you. Nice to meet you, too. のあいさつを交わします。
今月のひとことA教室英語の使用
- 教室で使う英語に慣れましょう。Let’s learn the English we’ll use in class.
- 指示にしたがって、やってみましょう。Let’s practice following directions.
- 授業中はみんなも英語を積極的に使っていこうね。Let’s all try to actively use English in class.
教室英語を絵やジェスチャー等も用いながら紹介し、実際に指示に従って動いてみるように促します(フレーズ1、2)。
その際に、動作にともなう授業規律も合わせて指導します。
例えば、Raise your hand. では手はまっすぐ高く挙げることを約束とします。Let’s read together. では教科書を両手で持ってよい姿勢で読むことを確認します。Repeat after me. Say that again. も実際にモデルを示して発話をさせます。
Pardon me? や What’s noto in English? などの生徒の教室英語も積極的に促します(フレーズ3)。教師に呼びかける際のExcuse me. などは、実際に演じながら発話することにより、楽しく練習します。
最初の授業から先生の英語を理解して行動できた、英語で発話できた、といった喜びと自信を次時からの英語学習につなげていきたいものです。
これからも頑張ってください。