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動画1 親子ふれあい学習「リズムでコミュニケーション」の導入部分
時期:2021年12月
場所:福岡県内の小学校体育館
参加者:小学校中学年の児童と保護者
指導者:山田俊之
内容:リズム遊びやボディパーカッション、ボイスアンサンブルを用いて親子で楽しくふれあう活動を実施
なぜクラシック曲を使うの?
本日ご紹介した動画は、前回に引き続き親子で楽しむレクリエーション活動の導入部分です。曲は、チャイコフスキーがバレエ音楽のために作ったバレエ組曲「くるみ割り人形」から第4曲「ロシアの踊り(トレパーク)」。「くるみ割り人形」は、組曲のうちの数曲が、小学校の音楽の教科書にも収録されています。
親子で参加のレクリエーションにおいて、なぜクラシック音楽を使うと思いますか?
たとえば、J-POPなどの現在ヒットしている曲というのは、みんなが知っているようなのですが、意外と年代が違うと全く知らないということも多いのです。一方、学校の給食の時間や掃除の時間、運動会などによく使用されるクラシック曲は、子どもたちもよく覚えていますし、保護者などの大人もよく知っていることが多いと思います。保護者の方々も、自分が小・中学校のときに耳にしていた、ということもあるかもしれません。また、おなじみのクラシック曲は、テレビのCMなどでもよく流れていることもあり、どんな世代でも親しみがあることが多いのです。
ですので、異年齢の集団で導入にボディパーカッションを取り組もうという場合に、親しみのあるクラシック音楽を使うのはぜひおすすめです。
ちなみに下記のクラシック曲は、私が行事などでよく使用する曲です。
アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(モーツァルト作曲)
トレパーク(チャイコフスキー作曲)
家路(ドボルザーク作曲)
ボレロ(ラベル作曲)
剣の舞(ハチャトゥリアン作曲)
冒頭の説明は一切なし!
導入に活動を入れるときは、5分で完成させるつもりで取り組みましょう。そのため、楽譜の提示や細かい説明は一切しません。指導者自身がお手本になることが大切です。まずは実際にやってみせて、説明を入れるときは必ず短い言葉だけにします。
知っている音楽の場合は自然と音楽に乗れますし、親しみあるクラシック音楽の場合はリズムも分かりやすいので、初めての人も、説明なしでお手本を見ながら一緒に取り組むことができます。
今回ご紹介した動画のように、子どもたちだけでなく、その保護者の方々も参加される場合は、特に「うまくできる」ことより「スムーズに進行する」ことを第一に考えてください。
動画の終盤では、走り回る子どもたちもいましたが、状況に応じて対応し、うまくできたかよりも、楽しんでいるかということを判断基準の一つとしましょう。
ちなみに、今回ご紹介した「トレパーク」で使っているボディパーカッションの動きは、下記の4種類だけです。
- 手拍子
- 両手で軽くお腹をたたく
- 両手で軽くひざをたたく
- 足踏み
このようにシンプルな動きでできているので、約5分であっという間にできます。ぜひお試しください!
導入を成功させるポイント
- 指導者は動作を大きくやって見せ、説明はできるだけ簡潔にします。
- リズムを分かりやすく示し、とにかく動作を真似させましょう。
- 音楽が鳴り始めたら、うまくできない人がいても気にせず進めます。