- 著者インタビュー
- 学級経営
なはは。ありがとうございます。責任が果たせて、ホッとしています。私は、教師としても、ライターとしても、プロですからね。結果を出すのがプロだと思っていますので。
売れるためなら、何でもしますよ! 「日本一の腹黒教師」で売れるのなら、そのコピーでOKです。
本当の私は、ちょっぴりお茶目な45歳なんですけどね。
我々教師が一番心を痛めているのが保護者対応だから、です。この事実を決して忘れてはいけません。
逆に言えば、
保護者対応さえうまくいけば、そんなに心を痛めることはない
ということ。
まあ、単純に学級を成り立たせるには、保護者の協力が不可欠ですからね。「策略」を持って、保護者の多数を味方につける必要があります。
ストップ!
「立ち向かう」…その発想が危険です。まずは、教師と保護者の圧倒的な力の差を理解することが必要だと思います。
教師はアリ、保護者はゾウ
そのぐらいの力の差があります。アリがゾウにかなうわけがないですからね。戦いを挑むなんて、そんな無茶な真似は絶対にしてはいけません。
「策略」を持って、多くの保護者、ゾウを味方につけることが大切です。
たとえば、影響力のある保護者は味方につけないとマズイですよね。オセロでいえば、4つの角みたいなものですから。その保護者を白(味方)にできれば、多くの黒(敵)を白にひっくり返すことができます。
だから当然、影響力のある保護者への対応は手厚いものになります。「どの保護者も平等に」なんてキレイ事ばかりは言ってられません。
どんな手を使ってでも、クラスの多数の保護者を味方に引き入れる
ことが必要なんです。
そのための具体的な「戦略」をこの本に書いてみました。ぜひ、読んで参考にしてほしいです。
ええ。今の教室は「戦場」になってしまっています。「戦場」では、熱意や誠実さだけでは戦えません。
しっかりと「策略」を巡らせて戦う必要がある
のです。
熱意や誠実さだけを武器に戦ってしまうと、学級崩壊という「敗戦」は目に見えています。メンタルヘルス面で休職、自殺なんていう「戦死」をしてしまう可能性さえあります。
本書を読んで、「腹黒さ」を学び、厳しい現場を生き抜いてください。
熱意や誠実さなんて、キレイ事だけではダメなのです。
私は全ての教師の味方だと、いろいろな著書で公言しています。仲間の教師達にこの言葉を捧げます。
厳しい現場を生き抜くために「黒くなれ!」