きょういくじん会議
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子どもと一緒に昔遊びを楽しもう!
kyoikujin
2009/7/9 掲載
ヤッターマン メガ ケンダマ

 けん玉、ベーゴマ、折り紙。最近では日常的に遊ぶことの少なくなった、昔の遊びという印象が強いだろうか。これらの昔遊び、やってみると意外と奥が深く、テレビゲームとは一味違った楽しさを子どもたちも覚えるのではないだろうか。そんな昔遊びを紹介するイベントが神奈川県藤沢市で開かれている。

昔遊びを伝えるイベントが開催

 4日の神奈川新聞によると、神奈川県藤沢市の「蔵まえギャラリー」で「昔の遊びを伝える会」が4日〜12日まで開催されているという。
 このイベントでは、けん玉、ベーゴマ、折り紙などのほかにも、地元の「片瀬こま」を体験したり、マーブリングを体験したりできるなどのさまざまなコーナーが用意されているという。また、紙芝居や人形劇などの催しも企画されており、楽しい昔遊びが盛りだくさんといえそうだ。

授業でもけん玉が活躍

 昔遊びの一つ、けん玉を授業に取り入れている学校は、調べてみると意外とある。
 例えば、山口県豊田中小学校では、今年の三月に全校児童がけん玉の名人を目指して認定試験に挑戦したという。ちなみに、この認定試験を主催しているのは、日本けん玉協会。日本けん玉協会は、けん玉を愛する仲間が集まって、けん玉の正しい持ち方や基本姿勢を青少年たちに伝えるために作られた会とのこと。この会は、さまざまな大会を開催していて、なかには文部科学大臣杯・全日本少年少女けん玉道選手権大会というものもある。
 そのほかにも、北海道石狩市の生振小学校では、けん玉の得意な教頭先生が講師となって、生活科の授業でけん玉を行ったり、長野県御代田町の御代田中学校では、中国の外国語学校の生徒が訪れた際に、けん玉遊びをともに行ったりするなど、各地でけん玉を使った授業や活動が行われているようだ。
 けん玉を上手に扱うのは難しい。けん玉遊びを通して、うまくけん玉を扱うためのさまざまな工夫を試みる力や集中力も高まりそうだ。

 若い先生が増えている現在、子どもに昔遊びを教える以前に、先生自身が昔遊びをしたことがない、ということもあるだろう。子どもたちと一緒になって昔遊びを楽しむ前に、管理職の先生方や年配の先生方が若い先生方に昔遊びのレクチャーをすることで、職員間のコミュニケーションを図るというのもいいかもしれない。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2009/7/9 17:13:14
    確かに、けん玉やメンコ、ベーゴマといった昔の遊びをしたことのない先生がいても不思議じゃないですね。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2009/7/9 21:33:33
    こういうのは細々とでも受け継いでいってほしいですね。
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