どうなる土曜授業―週5日制をふりかえる
週5日制はどうなるのか。学校教育法施行規則の改正もからむこの問題。教育再生会議での議論に注目が集まっている。
ここでは少しだけ立ち止まって、導入当時の文部科学省が作成したパンフレットにタイムスリップしてみよう。
文科省作成のパンフレットによると、導入の目的は、地域や家庭などで主体的に使える時間を増やし、「ゆとり」の中で生活体験や自然体験を通して「生きる力」をはぐくんで欲しいというもの。
当時から、学力低下の懸念はあったので「学力向上アクションプラン」などの対応策も掲載されている。
土曜授業復活に賛成にしろ反対にしろ、過去のパンフレットなどを読み返してみることも無駄ではないかもしれない。たった5、6年前のことでもキーワードが懐かしく、当時の雰囲気がよみがえってくるようだ。
- 土曜授業など了承… 教育再生会議合同分科会(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070529ur01.htm - 教育再生会議:「土曜授業」は結論持ち越し 近く再協議し最終判断(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070530ddm005010119000c.html
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
当時、私の通っていた小学校で保護者会があり、
「週5日制導入についてどう思うか?」と教師にたずねられたそうです。
その際、「賛成」と答えた保護者が9割近くいたらしい。
今、同じ質問したら、どうなるんでしょうね。
きちんと文科省は検証して欲しい。