ネット利用の小学生の約7割がネットで宿題を調べる―内閣府調査
内閣府が9日に発表した「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査について」(PDF)によると、パソコンでインターネットを利用している小学生の67.2%が、学校の宿題などの答えを調べたり、探したりするために利用していることがわかった。
調査は今年3月に調査員による個別面接により実施され、小学生319人、中学生451人、高校生396人から回答を得た。
パソコンを使用している割合は、小学生77.4%、中学生81.2%、高校生88.6%で、インターネットまで利用しているのは小学生58.3%、中学生68.7%、高校生74.5%だった。
インターネットの利用内容については、小学生が多い順に
「学校の宿題などの答えを調べたり、探したりする」(67.2%)
「ホームページやブログを見る」(57.5%)
「メールをする」(15.6%)
となったのに対し、中学生・高校生では「ホームページやブログを見る」の利用が一番多い結果となった。
保護者1,145人にも調査しており、子どものインターネット利用に関して心配なことでは、
「暴力的な内容、性的な内容、反社会的な内容を含むサイトへアクセスすること」(父親:37.7%、母親:40.9%)
「詐欺などの犯罪に巻き込まれること」(父親:37.1%、母親:36.3%)
「目を悪くするなど健康を害すること」(父親:27.6%、母親:33.1%)
の順に多く回答された。
また、フィルタリングサービスの使用率は父親19.6%、母親8.6%と低く、子ども達が無制限にインターネットにアクセスしている実態が浮き彫りとなった。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
恐ろしくレポート楽だっただろうなぁ。
昔は資料探すには図書館行かなければいけなかったし、
それを丸写しするにも手で書き写さなければならなかったし。
こんな時代は逆にひたすら計算練習の宿題出したほうが良いかも。
教員も目を光らせておかないとですね。