中3少年ら、同級生を集団暴行―東京都昭島市
18日の産経新聞の記事によると、同級生の男子生徒4人を他の生徒の目の前で集団で殴るなどいじめたとして、警視庁少年事件課は傷害などの疑いで、東京都昭島市立中学の3年生5人を逮捕したとのことだ。
警察による、学校内のいじめへの介入には賛否両論あるところだが、加害少年らは「教室で男子生徒ら4人の腹などを30発以上殴ったりけったり」したとのことであり、傷害事件としての対応はやむをえなかったのかもしれない。大人もひるむような暴力行為を未然に防ぐ手立てはないのだろうか。
総務庁青少年対策本部の「青少年の暴力観と非行に関する研究調査(平成12年)」によると、少年鑑別所在所の非行少年には一般の中高生と比べて、友人に暴力を振るったり、自身が中心になっていじめた経験のある割合が高いという結果が見られる。
また、小さいときに親から暴力を振るわれた割合が非行少年に高く、中でも暴力行為による非行少年では、その割合がより高いとのこと。生育環境における身近な暴力行為が、少年が自身の暴力を肯定することの一因となっている様子が伺える。
- 福岡・中2いじめ自殺 加速する刑事事件化 警察“介入”に賛否
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/mori/archive/news/2007/03/20070319ddm0...
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
学校内で解決しようと努力していると隠蔽だと騒がれる。
難しいところですね。
学校だけ特別扱いされる理由がよく理解できません。