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検定ブーム加速? 「登録生涯学習検定制度」本格検討
kyoikujin
2007/7/25 掲載

 23日の時事通信記事によると、中央教育審議会の生涯学習分科会が「登録生涯学習検定制度」の本格的な検討を始めたようだ。ちまたでは、検定ブームが広がっているようだが、国がさらにそれを後押しすることになるのだろうか。

 すでに中教審生涯学習分科会38回資料で、この制度のねらいなどが把握できる。それによると、学習の記録ができるパスポートのようなものを作り、1人1人のキャリア形成に役立てるとともに、社会の側も企業の採用やボランティアの募集などに活用していこうというのがねらい。
 課題としては、どのような検定を登録するかの基準づくりや、検定の信頼性維持のため情報公開などが挙げられている。

 かつては国家資格、公的資格が多かったが、小泉改革の流れの中で、資格の民間化が進んできた。たとえば資格の代表格「英検」も現在は、「文部科学省認定」ではなくなっている。
 いかなる公的制度にも税金がかかる。単に国が検定にお墨付きをあたえるようなものではなく、国民1人1人の生涯学習に本当に役立ち、社会の側のニーズに応える制度作りを期待したい。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/7/26 13:15:07
    英検って今でも人気ありますし、国の認定とかってあまり関係ないんですかね。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/7/27 8:46:32
    「定年力検定」なんてのもあるんですね。
    退職を間近に控えたみなさん、チャレンジして見ては・・・。
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