私立の参加予定校が減少―全国学力テスト
2008/3/13 掲載
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12日、文部科学省は20年度の全国学力・学習状況調査の参加学校数等を公表した。国立、公立学校は昨年同様、愛知県犬山市を除きすべて参加する。
興味深いのは、私立学校の参加数が減少していること。たしかに、一部の私立学校からは、全国学力テストに時間をとられるくらいなら授業を進めたほうが良いなどの声もあがっていた。私立の小学校、中学校ごとの参加校数、参加率の内訳は次のとおり。
学校総数 | 19年度 参加校数 |
参加率 | 20年度 参加予定校数 |
参加率 | |
---|---|---|---|---|---|
小学校 | 180校 | 110校 | 61.1% | 92校 | 50.0% |
中学校 | 688校 | 421校 | 61.2% | 372校 | 54.2% |
時間のみならず、約60億円の税金を投入して実施しているだけに、テストのより効果的な活用が求められるだろう。
- 全国学力テストに違法の疑い―日弁連が意見書(2008/3/6)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20080121 - 愛知県犬山市が今年も全国学力テストに不参加(2008/2/20)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20080091 - 全国学力テスト、情報開示の請求相次ぐ(日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080313AT1G1203Q12032008.html
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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