小6、中3の232万人に全国学力調査実施―文部科学省
2008/4/23 掲載
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22日、全国の小・中学校で、43年ぶりとなった昨年に続き2回目となる学力調査が実施された。17日に文科省が公表した資料では、国公立学校の参加は小・中あわせて3万校を超えたが、私立学校の参加率は昨年を下回った。今年も昨年同様、実生活に結びついた問題や活用力、読解力を問う問題が多く出題された。
今年の問題については、国立教育政策研究所の「平成20年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について」で公表されている。
昨年は、採点時の混乱なども報道されたが、今年の採点は小学校が2年連続となるベネッセコーポレーション、中学校は内田洋行が請け負うことになっている。
気になる調査結果の公表時期は、調査実施に関するスケジュール予定(PDF)によると、9月頃となっている。前回は公表が10月にずれこみ、学校現場では早く採点結果を出すことを求める声も多かっただけに、2度目となる今年は2学期からの授業で生かせるようにとの考えもあるようだ。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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