国語教育 2024年11月号
説明文の授業づくり全解説

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国語教育 2024年11月号説明文の授業づくり全解説

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ジャンル:
国語
刊行:
2024年10月7日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2025年1月30日
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目次

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特集 説明文の授業づくり全解説
巻頭特別企画 授業者×筆者の視点で考える説明文授業
授業者の視点 実況解説「想像力のスイッチを入れよう」の授業―改定前後の文章の比べ読み
中野 裕己
筆者の視点 説明文の授業で,子供たちに学んでほしいこと
下村 健一
提言 説明的文章の学びと指導を考える
説明的文章の学びと五つのキーポイント
吉川 芳則
説明的文章の指導に生きる教材研究の目
守田 庸一
説明的文章の読解方略とその指導
古賀 洋一
説明文の授業で使いたい板書テクニック7選
平垣 聖大
説明文・論説文の重要教材全解説 教材研究の要所と授業ガイド 小学校
1年/じどう車くらべ(光村図書/1年)
中村 健志
1年/どうぶつの赤ちゃん(光村図書/1年)
笠原 雅広
1年/子どもをまもるどうぶつたち(東京書籍/1年)
武田 純弥
2年/たんぽぽのちえ(光村図書/2年)
中村 健志
2年/どうぶつ園のじゅうい(光村図書/2年)
土方 大輔
2年/ロボット(光村図書/2年)
笠原 雅広
2年/あなのやくわり(東京書籍/2年)
武田 純弥
3年/文様/こまを楽しむ(光村図書/3年)
篠崎 祐介
3年/すがたをかえる大豆(光村図書/3年)
土方 大輔
3年/ありの行列(光村図書/3年)
大西 人詩
4年/思いやりのデザイン/アップとルーズで伝える(光村図書/4年)
溝上 剛道
4年/未来につなぐ工芸品(光村図書/4年)
廣田 健生
4年/風船でうちゅうへ(光村図書/4年)
大西 人詩
5年/見立てる/言葉の意味が分かること(光村図書/5年)
篠崎 祐介
5年/固有種が教えてくれること(光村図書/5年)
田中 拓郎
5年/想像力のスイッチを入れよう(光村図書/5年)
中野 裕己
6年/笑うから楽しい/時計の時間と心の時間(光村図書/6年)
星野 克行
6年/『鳥獣戯画』を読む(光村図書/6年)
星野 克行
6年/「考える」とは(光村図書/6年)
田中 拓郎
6年/宇宙への思い(東京書籍/6年)
荒牧 剛志
説明文・論説文の重要教材全解説 教材研究の要所と授業ガイド 中学校
1年/ちょっと立ち止まって(光村図書/1年)
花塚 寛
1年/比喩で広がる言葉の世界(光村図書/1年)
舟橋 秀晃
1年/「言葉」をもつ鳥,シジュウカラ(光村図書/1年)
宍戸 寛昌
1年/「不便」の価値を見つめ直す(光村図書/1年)
正木 友則
2年/クマゼミ増加の原因を探る(光村図書/2年)
舟橋 秀晃
2年/モアイは語る―地球の未来(光村図書/2年)
花塚 寛
2年/君は「最後の晩餐」を知っているか/「最後の晩餐」の新しさ(光村図書/2年)
正木 友則
2年/「正しい」言葉は信じられるか(東京書籍/2年)
槙原 宏樹
3年/作られた「物語」を超えて(光村図書/3年)
宍戸 寛昌
3年/いつものように新聞が届いた―メディアと東日本大震災(東京書籍/3年)
槙原 宏樹
学びが活性化する! 今月の「言語活動&話し合い」ガイド (第8回)
理論/学習目標の二重性
松本 修
小1/こえに出してよもう
古沢 由紀西田 太郎
〜教材:おとうとねずみチロ(東京書籍)〜
小2/お気に入りのかさこじぞうを紹介しよう
中山 卓佐藤 多佳子
〜教材:かさこじぞう(東京書籍・教育出版)〜
小3/語り手が語る豆太とは?
小川 高広佐藤 多佳子
〜教材:モチモチの木(東京書籍・教育出版・光村図書)〜
小4/作詞を楽しもう(言語感覚を養う)
深松 俊介松本 修
〜関連教材:百人一首に親しもう(東京書籍)ほか〜
小5/構成を考えながら意見文を書こう
石井 翔悟松本 修
〜教材:あなたは,どう考える(光村図書)〜
小6/表現の魅力を生かして書こう
橋本 祐樹西田 太郎
〜教材:『鳥獣戯画』を読む/発見,日本文化のみりょく(光村図書)〜
中1/プロフィール文を作ろう
大島 彩弥香井上 功太郎
〜教材:引用(※関連 光村図書・東京書籍・三省堂・教育出版)〜
中2/「僕」にとっての「ボタン」を色付けよう
渡邊 尊仁井上 功太郎
〜教材:月夜の浜辺(光村図書)〜
中3/初恋は林檎味!?考えを交流しよう
細原 真実子桃原 千英子
〜教材:初恋(東京書籍・教育出版・三省堂・光村図書)〜
言語化する力を哲学する―「ことばにならない何か」から始まる国語教育 (第8回)
「論理」教育の基礎づけ
佐藤 宗大
だれも教えてくれなかった ほんとうは楽しい語彙学習 (第8回)
理解学習の中に感情語彙の探究学習を挿入する―感情語彙で他者の感情を捉える
萩中 奈穂美
主体化する国語科授業デザイン (第8回)
主体化する国語科授業の工夫II
木原 陽子香月 正登
〜国語学習サイクルにおける教師の立ち位置〜
生成AIを活用した授業づくり (第8回)
生成AIを活用した授業のための環境づくり
笠原 諭
国語教育の実践情報 (第104回)
小学校/令和6年度全国学力・学習状況調査問題結果分析についての報告
大塚 健太郎
中学校/令和6年度全国学力・学習状況調査「授業アイディア例」について
鈴木 太郎
わが県の国語ソムリエ (第150回)
長野県
西 一夫
編集後記
大江 文武
今月号 掲載教材一覧

編集後記

 本誌のバックナンバーを見ると,文学的文章教材の指導や教材研究を取り立てて扱う特集を定期的に行ってきた一方で,説明的文章教材の指導に焦点化した企画には,ここ数年取り組めていなかったのが実情です。その背景には,ニーズの相対的な低さ――すなわち,「説明的文章の授業には,(文学的文章に比べれば)悩む授業者が少ない」という実態があるのかもしれません。また,教科書改訂における教材の変動が多いこと,教科書会社によって掲載教材が異なることなども無関係ではなさそうです。一方で,とある研究会では,説明的文章を読むことに対する学習者の意欲の低さや,その背景にある「説明的な文章を説明的に取り扱う授業」の在り方への課題意識が,参加者の声として提出されていました。さらに,学習材としての説明的文章は,情報活用能力やクリティカル・シンキング等,これからの社会・未来を生きる子どもたちにとってより重要度が増すと考えられる資質・能力の育成とも密接にかかわっています。

 そこで今号は,近年の学習を取り巻く状況や基礎研究の成果も踏まえて,説明的文章の教材としての価値や可能性を再認識し,その授業づくりを一挙に考えられる1冊としました。説明文教材「想像力のスイッチを入れよう」(光村・小5)の筆者・下村健一氏直々にご寄稿いただいた巻頭特別企画をはじめ,読者の皆さんが新たな気づきを得られる号になっていれば幸いです。


   /大江 文武

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      明治図書
    • 説明文の授業は日々悩んでいるので参考になりました。特に授業づくりガイドは流し方がよく分かりました。
      2024/11/140代・小学校管理職
    • 授業の作り方を知ることができた、
      課題の作り方を知りたいです。問いの作り方も知りたいです
      2024/10/1530代・小学校管理職

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