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目次
- 特集 導入５分で子どもの心を掴む技術
- 提言・導入５分で子どもの心を掴む―プロとアマの違い
- 子どもの心を揺さぶる発問をする
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- 導入はウォーミングアップ
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- 意外性、具体性、方向性のモデル「酒井式シナリオ」
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- 第一発問・第一指示が決める
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- はてな教材・やりたい教材の質と量
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- 「知覚」と「志向」
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- 導入５分で子どもの心を掴む・国語の授業
- 軟派の「導入」、硬派の「導入」
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- いきなり全員を知的にする場を
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- 導入５分は、あかねこ漢字／話す・聞くスキルなどの教材で集中させる
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- 短くて、おもしろい教材を使う
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- 導入５分で子どもの心を掴む・社会の授業
- 面白い資料や実物（レプリカ）を使う
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- 足でかせいで、モノを手に入れる
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- 「水産業」の授業・いろいろな導入例
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- 〈導入ネタ〉は目の前にたくさん転がっている
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- 導入５分で子どもの心を掴む・算数数学の授業
- 向山洋一氏の算数授業に学ぶ 開始５秒でスッと助走問題
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- 数学的な事象の提示方法が授業の流れを決める
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- 「解かせる」「判断させる」という作業で脳を活性化させる
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- 「向山型」数学授業は、導入５分で子どもの心をつかむ
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- 導入５分で子どもの心を掴む・理科の授業
- 具体物を示して、知的な作業をさせる
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- 導入「五分」に込める教師の思い
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- いきなり問題、いきなりモノを提示する
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- あっ、と思わせる演出を
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- 導入に失敗した私の経験―どこに問題があったか
- テープおこしで最初の十五秒をチェックする
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- 〈ＴＯＳＳ授業検定〉を受けて、「授業導入」に生かす
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- おきまりの「号令」の儀式にとらわれ、肝心の「授業の導入」がおろそかに
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- 子どもをグッとひきつける「授業導入」だったか
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- 模擬授業で腕を上げる
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- 校内研修・研究への私の助言
- 極論が必要である
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- インターネットで授業は進化する (第7回)
- ＴＯＳＳインターネットランドを活用した図画授業
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- 子どもが自分で勉強したくなる授業づくり (第7回)
- ナイス・トライのある授業は楽しい
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- 教科書の使い方を変える (第7回)
- 「手間やひま」をかける指導のしかたを考えよう
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- 授業研究ニュース (第19回)
- ぞくぞく学力調査―今年は51県市で実施
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- 授業力アップのための修業 (第7回)
- して見せて鍛える（１）
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- これからの授業研究の在り方 (第7回)
- 新しい授業研究の方向―「質的研究」の方法
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- 編集後記
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編集後記
〇…ベテラン教師は次のように言います。最初の五分が要めだ。子どもの視線が集中したところで、語りかける言葉を工夫する必要がある。そのために実物や標本を見せるなど子どもの興味を集中させることも必要だ、と。
〇…単元の導入や授業の導入は、すべての子どもにわかる授業を展開する上で、もっとも指導技術を要する場面だ、と言われながらあまり研究されていないようです。例えばよく指摘されることですが、授業の始まりのあいさつとか、「ハイッ、〇ページを開いて云々」とか緊張感を欠いた導入が見られるようです。
〇…導入は子どもたちの「自ら学ぶ関心、意欲、態度を刺激し、誘発する機能を持つ」と教育方法学では解説されています。さらに「意外性、具体性、方向性を持った導入によって、秦教師の教えたいもの紳が子どもたちの秦学びたい紳ものに転化される。授業が伝達注入に終わるか、それとも子どもたちの能動的な知的活動を呼び起こすものになるかどうかは、導入における教師の教授行為のあり方に大きくかかわっている」（『授業研究重要用語三〇〇の基礎知識』）といわれるゆえんです。
〇…それはまた、子どもたちの予期せぬ形で具体化された教材や発問を通しての方向性を持った教師の「指さし」が、子どもたちの教科内容に向かっての能動的な学習活動を呼び起こすことにもつながると言われています。（前著より）
〇…指導過程は一般的に「導入―展開―結論」の三段階として考えられてきましたが、導入の研究は現場からしばしばその重要性が指摘されているにもかかわらず実践研究は深められていないようです。本号は改めて「導入」に焦点をしぼり、その開発を特集として問題提起しました。
（江部 満）
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明治図書
