学校運営研究 2003年2月号
絶対評価―信頼される「説明責任」事例31

J545

«前号へ

次号へ»

学校運営研究 2003年2月号絶対評価―信頼される「説明責任」事例31

紙版価格: 796円(税込)

送料無料

電子版価格: 716円(税込)

Off: ¥80-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
学校経営
刊行:
2003年1月
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 絶対評価―信頼される「説明責任」事例31
「絶対評価」への風当たり・評判をどう受け止めるか
「学校や先生によって違うのではないか」の声にどう答える?
星 正雄
絶対評価は、誰のため?
前川 公一
「絶対なんてあるの?」の問いにどう応えるか
三浦 和弘
結果は子どもに語らせる
小室 信
いつまで続く温室の中のたわごと
松藤 司
「絶対評価」の趣旨を正しく理解することが必要
徳永 一哉
「絶対評価」で一番変わるのはどこか―と聞かれたら
学力の実態(低下・向上)のきめ細かい把握が明らかになる
石田 恒好
問われる学校・教師の指導責任
北 俊夫
指導の質が向上する
村松 啓至
「絶対評価」の説明責任:ポイントはここだ
絶対評価は「相対評価」とどこが違うか―実態に即して
梶田 正巳
絶対評価の「規準」は何を根拠に設定されるのか
硲 茂樹
絶対評価「基準」は全国に通用するのか
寺崎 千秋
絶対評価で「評定」はどう変わるのか―QAで考える
奥山 憲雄
総合的学習における「絶対評価」とは
黒上 晴夫
「絶対評価」の説明責任:保護者の本音・疑問にどう答えるか
絶対評価の点数と相対評価の点数は違うのか
小西 豊文
絶対評価で「わが子のレベル」を診断する目安
川神 正輝
担任による甘辛度・不公平はないのか
河本 建一
CをBやAにするにはどんな手立てがあるのか
青山 栄明
教師の指導力不足が評価に反映するとしたら
小島 宏
絶対評価は「入試」にどんな影響が予想されるか
谷合 明雄
「絶対評価」の通信簿:信頼される説明責任の果たし方
不安を不満に転化させない方策を
山本 昌猷
通信簿は、成長への励まし簿
坂井 貞雄
保護者向け「学級経営案」の発行も必要
早川 勉
これだけは必要 五つのポイント
柏木 英樹
「絶対評価」の調査書:信頼される説明責任の果たし方
絶対評価に関する基礎体力をつけなければ説明責任は果たせない
吉永 順一
事前の説明が、事後の説明責任を果たす
関本 惠一
家庭・保護者との信頼のネットをより一層強化するために
津幡 道夫
教科学習と総合的学習をバランスよく評価する
小山 和幸
「絶対評価」と説明責任:校内研修のポイント
真に必要なことは教師が本物を見分ける眼をもつこと
若山 基美
改めて理念の研修を!
田山 修三
評価規準に血を通わせるには
勝本 淳弘
わが校のIT戦略 (第11回)
徳島県池田町立池田小学校
大島 克己
学校ボランティア―こんな活動こう創る (第11回)
体験と振り返りで利他の心を育てる
宮崎 猛
本当にこれがよい授業か (第11回)
湯川少年に無力感をもたせた教師
小関 熙純
予備校に聞こえてくる“学校への不満” (第11回)
小林秀雄「或る教師の手記」
鈴木 晟
学校運営のためのプロジェクトマネジメント (第11回)
本番、そして失敗と後始末
酒井 弘一
校長・教頭のための著作権の基礎知識 (第11回)
学校教育に関係する例外
岡本 薫
人が人として育つために―学校歯科医からの教育発信 (第11回)
CO・GOを通じて
田中 英一
教育改革への私のビジョン (第11回)
公立学校の自立
石井 昌浩
一体感のあるマネジメントチーム・マネジメントパートナーを目指して
坂井 康宣
学校でする“絶対評価”への切り換えポイント (第11回)
指導と評価の一体化に向けて(その5)
陣川 桂三
戦後教育が“善意”で犯した罪 (第11回)
忍耐と達成感について
小さな親切大きなお世話
向山 洋一
大人がいない遊び空間を
大森 修
忍耐力や達成感は反復学習の中でこそ育成される
杉田 久信
続・校内研究会の戦略と戦術 (第23回)
葉書をだそう
志水 廣
文教ニュース
中教審が教育振興基本計画案を策定/学校安全対策で協力者会議が報告書
安達 拓二
編集後記
樋口 雅子江部 満
修学旅行の新ネタ“知っている?” こんな京都 (第11回)
京都は魔界都市?
水山 光春小嶋 忠行

編集後記

○…文科省は、この8月23日、実施されたばかりの新指導要領の路線変更を明言するような改革、すなわち、「個に応じた指導に関する指導資料―発展的な学習や補充的な学習の推進」ということで、算数についての具体を公表しました。

 あたかも、これを待っていたかのように、愛知県では業者テストが復活し、3万人が参加するということが早速、報じられています。この素早い動きは、「どう学習評価をするか物差しが欲しい」という、至極当たり前?の動機によるもののようです。

 ところで、絶対評価になるということは、基準の到達度に達していれば、何人Aがいてもいいわけですから、余計「うちの子は何でAではないのか」というような不満・不信を持つ保護者が増えるのではないかという意見があります。

 また、教師側も、Aが少ないのは指導力がないから…と、受け取られかねないということで評価が甘くなるという観測が少なくありません。やれ、「高校側は信用しないだろう」とか、「指導要録にもあるのだから、相対評価とのダブルスタンダードでいく」という県もあるようです。

 このような情報が飛び交う中、学校としては、「絶対評価への切り換えで、何がどう変わるのか」、保護者の不信を招かないような、説明責任をどう果たしていけばよいのか―さまざまな角度からのアプローチの方法をご教示いただきました。

(樋口雅子)

○…全国小・中学生四五万人を対象とした一斉学力調査の結果について、文科省の見解が揺らいでいる。当初はこの調査を「おおむね良好」としていたのが、「甘すぎる」という世論の批判を受けて、遠山文科相は、十二月十七日の記者会見で、「学力が向上していないことは確か」と語っている。さらに「算数・数学、社会の基礎的な問題が低下したというのは大きな情報で課題は明確になった。逆に教師が宿題を出したり、子ども自身の生活習慣がしっかりしたりしていると成績に反映している、という学力向上のヒントがある」と述べている。

○…最近の文科省は「学びのすすめ」も含め方針に一貫性がない。事実上「ゆとり教育」は崩壊していることを認めるべきだ。新聞論調にもあるように、すみやかに学習指導要領の再改訂に着手すべきだと主張したい。

(江部 満)

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ