- 特集 “教育再生”の論点と公教育改変の方向
- “教育再生”の論点とこれからの公教育像
- 教育再生会議の忘れ物
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- 小・中学校の一貫・連携が義務教育に変化をもたらす
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- 公教育は特別ではない
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- 噴出する教育問題に教育の枠組を!
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- 地域の子供は地域で育む 〜学校を核にコミュニティを活性化〜
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- 競争で子どもも学校も育つ
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- 現場発:公教育の曲り角を感ずる現象・事象
- 子どもの現象・事象
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- 保護者の現象・事象
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- 若い教師の現象・事象
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- 教育世論の現象・事象
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- この事件簿に思う“公教育の曲り角”
- 公立校における様々な改革の課題
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- ダメな教育論の見分け方
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- 権限の委譲が競争原理導入の前提
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- 信頼される高校づくり
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- 公教育はどう変わろうとしているのか―教育現場へのメッセージ
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- 文科省の部会審議から見えてくる“公教育変革の方向”
- 教育課程企画特別部会の方向性を読む
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- 教育課程企画特別部会の方向性を読む
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- 特別支援教育部会の方向性を読む
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- 特別支援教育部会の方向性を読む
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- 豊かな心を育む教育部会の方向性を読む
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- 豊かな心を育む教育部会の方向性を読む
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- 教員免許制度部会の方向性を読む
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- 教員免許制度部会の方向性を読む
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- マネジメント研修カリキュラム部会の方向性を読む
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- マネジメント研修カリキュラム部会の方向性を読む
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- 地方教育行政部会の方向性を読む
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- 地方教育行政部会の方向性を読む
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- 学校評価部会の方向性を読む
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- 学校評価部会の方向性を読む
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- 地域見守り全国ネット部会の方向性を読む
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- 地域見守り全国ネット部会の方向性を読む
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- キャリア教育部会の方向性を読む
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- キャリア教育部会の方向性を読む
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- IT活用部会の方向性を読む
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- 文科省の部会審議から見えてくる“教育課程改定の方向”
- 国語・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 国語・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 社会・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 社会・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 算数・数学・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 算数・数学・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 理科・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 理科・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 音楽・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 音楽・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 図工・美術・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 図工・美術・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 体育・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 体育・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 生活科・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 生活科・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 総合的学習・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 総合的学習・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 特別活動・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 特別活動・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 英語・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 英語・部会審議から見えてくる改定の方向
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- 子どもが盛り上がるわが校の行事イベント (第12回)
- 「実りある子ども」を育てる
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- わが校の学校図書館 (第12回)
- 豊かな心を育む環境づくりをめざして
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- 医師と教師―1人前になるシステムを考える (第12回)
- 「健康教育」という新しい教育科目
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- 教師を元気にするコーチングの活用 (第12回)
- コミュニケーションから相互の信頼へ
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- スクールマネジメントの基礎―国政レベルの議論失敗から学ぶもの (第12回)
- 「手段選択」の問題〜その2〜
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- 〜「悪いことは起こる」という前提で備えよ〜
- “管試問題”に見るこれからの学校経営者像 (第12回)
- 人を動かす力
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- 若手への意見のし方 心得帳 (第12回)
- 一年間の仕事のノウハウを教え、見届ける
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- “ウリ部分”をつける新しい教員研修 (第12回)
- まとめ
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- 地方分権で教育課程編成はどう変わるか (第12回)
- これからの学校に求められるもの
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- 編集後記
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- 藩校を訪ねて (第12回)
- 世界最古の庶民の学校
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編集後記
○…安倍内閣が最重要課題として掲げる教育再生の具体策を検討する教育再生会議が発足しました。
一方、安倍首相のブレーンとされる八木秀次・高崎経済大学教授が代表を務める「日本教育再生機構」も、タウンミーティングを開始するなど、動きを活発化させています。
このように、中教審がありながら、その根幹をゆさぶるような、教育再生へのさまざまな提言がなされるのは、ま、いってみればそれだけ現在の教育界がさまざまな問題を抱えていることの証左だといえるようにも思われます。
聞くところによると、教育課程改定のまとめは、どんどん遅くなっているようで、来年度後半になる模様です。そこで、文科省の各審議会がどういう動きをしているのかを探ることにより〈岐路に立っている公教育を、どういう方向に改革していけばよいのか〉―という課題の全体像が浮かびあがってくる―、そういう特集になることを期待して本号を企画しました。
(樋口雅子)
○…教育基本法が六十年ぶりに改正された。新聞論調を見ていると評価が大きく二つに分かれた。高い評価を与えたのは産経だ。「脱戦後への大きな一歩だ」とし、特に@我が国と郷土を愛する態度、A伝統と文化の尊重、B公共の精神、C豊かな情操と道徳心などは戦後教育では軽視されがちだった教育理念である、と強調していた。さらに「家庭教育と幼児教育」の規定が新設されたことも意義は大きいとしている。読売も「教育の憲法の生まれ変わりは新しい日本の教育の幕明けを意味する」と歓迎する。
○…これに対し朝日はどうか。「現行法とはちがって、国の教育行政に従えということになりかねない」とみる。改正に踏み切った安倍首相の視線の先には憲法改正がある。基本法改正の臨時国会が戦後日本が変わる転換となった、と手厳しい批判を加えていた。毎日はいまなぜ改正が必要なのか、占領期の押しつけ法を変えることが最大の動機なのか、だとすれば教育が政治に利用されたことになると批判していた。いずれにせよ、私としては改正に賛成である。
(江部 満)
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- 明治図書