- 特集 オリンピック風“華やか運動会”種目集
- 特集の解説
- オリンピック風“華やか運動会”種目集
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- 東京オリンピックを意識した運動会イノベーション
- 憧れのオリンピック選手を真似した「投てき種目」を入れる
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- 学校の運動会から世界の運動会へ
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- 種目を取り入れる競技を仕組む
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- 全体構成にオリンピック種目を盛り込む
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- ○○小パラリンピック〜車イスを使って〜
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- 聖火で運動会のアピールポイントを発信する
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- オリンピック種目アレンジ!子どもハッスル!個人種目一覧
- [低学年]この種目でどうハッスルさせるか
- 「おさんぽコロコロ」
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- [中学年]この種目でどうハッスルさせるか
- 三輪車でオリンピックゴーゴー!
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- [高学年]この種目でどうハッスルさせるか
- 6年生に最適「先生!宿題手伝って!」
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- [中学校]この種目でどうハッスルさせるか
- 白熱、○○中トライアスロン!!
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- オリンピック種目アレンジ!子どもハッスル!団体種目一覧
- [低学年]ハッスルさせる団体種目の工夫
- 逆転のドラマが生まれる運動会の目玉種目
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- [中学年]ハッスルさせる団体種目の工夫
- 子どもたちに大人気!サッカーボールを使った団体種目
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- [高学年]ハッスルさせる団体種目の工夫
- 急旋回のある大玉ころがし〜シンプルで個人差が目立たず逆転現象が起きる団体種目〜
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- [中学校]ハッスルさせる団体種目の工夫
- チームで工夫が凝らせる競技の工夫を
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- 安全・簡単・かっこいい!誰でもできる組体操
- 安全な組体操をどう指導するか
- 安全な技こそ「美しく」、「感動」の発表となる
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- 簡単な組体操をどう指導するか
- ダイナリズムと一〜六人技、集団技をテンポよく組み合わせる
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- かっこいい組体操をどう指導するか
- 基本は「気をつけ」の姿勢から
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- アンコールが起こる表現運動の指導
- [低学年]参観者を巻き込むリズムダンスの指導
- 入学間もない1年生でもできるニャティティ・ソーラン
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- [中学年]参観者を引き込む表現の指導
- 笑顔で踊る、みんなで踊る
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- [高学年]参観者を感動させる表現の指導
- 子どもの動きがダイナミックに変身するニャティティソーラン指導
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- 女教師でもできる応援団パーフェクト指導
- 応援団パーフェクト指導の計画をどう作るか
- システムに組み入れ事前に計画する
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- 応援団パーフェクト指導の語りをどう作るか
- 「態度」と「ばりき」を最初に語る
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- 応援団パーフェクト指導の応援合戦をどう作るか
- 「教師は何もしない」が理想的
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- ミニ特集 9月・すぐに授業ができる!今月の単元計画
- <低学年/跳び箱遊び>うさぎ跳びで手の突き離しをマスターする
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- <中学年/跳び箱運動>場づくりで子どもの動きを引き出す
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- <高学年/跳び箱運動>安心感と場づくりとで「台上前転」から「はね跳び」へ
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- ライブで体感!体育授業最前線
- 本当に「できるようになる」指導法の追求
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- 〜TOSS体育フレッシュセミナーin静岡〜
- レベルアップ 体育の授業を変える (第18回)
- 自分の体育授業の「運動量」の事実を知ること
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- 体育の基本用語事典 (第18回)
- 楽しくできる運動会種目の条件
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- 誰も教えてくれなかった体育入門 (第6回)
- 体育の論争問題
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- 〜水泳のゴーグルはつけさせない方がよいのか〜
- 準備のいらない体育指導 (第6回)
- できる!できる!簡単で楽しい技の準備運動
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- 〜技につながる基礎技能づくり〜
- 発達障害のある子どもへの体育 OK・NG対応 (第6回)
- 見て学んでいる子もいる。無理に参加させない(感覚統合の視点から)
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- 子どもの動きを高める意識誘導型指導法 (第6回)
- 逆上がり
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- 〜もものつけ根を意識誘導する〜
- 10分で運動神経をよくする体育レシピ (第6回)
- 全員での成長を実感できる長なわ跳び
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- 小田原式応援団指導法 (第6回)
- 「面白い応援団」そのA
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- 汗びっしょり体力づくり (第6回)
- サーキットトレーニングで体力づくり
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- 走力アップ・体幹と股関節を使える指導 (第6回)
- 運動会で1番になるための必勝ドリル・その3
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- どの子も活躍・協力長なわ
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- 開眼!プロスポーツ選手のコメント (第6回)
- 『心を整える』
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- 〜メンタルマネージメント〜
- 世界の体育事情 (第6回)
- イタリアの体育授業
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- TOSS体育サークル紹介 (第16回)
- 西南部組み体操研究会
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- 〜見ている人に感動を与えるために〜
- 効果抜群!ファックスできる体育学習カード
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- <中学年/跳び箱運動>学習カードを使ってレベルアップしよう!
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- どの子にも成功体験!体育指導入門 (第6回)
- 抱え込み跳びの指導法の開発@
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- 〜フレッシュセミナーin福井の実践〜
- 読者のページ My Opinion
- 編集後記
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- TOSS体育ニュース (第152回)
- 9月号
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- できるようになる指導法の工夫 (第6回)
- 「こわさをとりのぞく」開脚抱え込み跳びの場づくり
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特集の解説 オリンピック風“華やか運動会”種目集
TOSS体育授業研究会代表/根本 正雄
紀元前8世紀に始まった古代オリンピックと19世紀に始まった近代オリンピックの競技には、共通点と相違点がある。
古代オリンピックは、陸上、ボクシングやレスリングなどの格闘技、一人乗り馬車レース、五種競技等から成り立っていた。陸上やレスリングの歴史は遡れば、その起源が古代オリンピックにある。
近代オリンピックの競技もその流れを受けながら、新しい内容になった。近代オリンピックの当初は、現代は行われていない綱引き、気球、綱登りがあった。
つまり、現在行われている徒競走、綱引きはオリンピック競技からとり入れられている。このように見てくると、運動会の種目の起源は、オリンピックにあることが分かる。
なぜ、オリンピックは人々の心を捉えるのであろうか。オリンピックの魅力は何であろうか。
@競技を見て興奮し、元気が出る。
Aいろいろな競技が見られ、世界トップのアスリートが見られる。
B構成やストーリーを考えて盛り上げている。
C勝敗にドラマが生まれる。
本特集では、オリンピック風ということで、オリンピックの魅力をとり入れた華やかな運動会種目が紹介されている。
「東京オリンピックを意識した運動会イノベーション」では、6年後を見据え、どんな種目がいいのかの運動会種目が紹介されている。
「オリンピック種目アレンジ!子どもハッスル個人種目一覧」では、楽しい個人種目が紹介されている。
子どもも参観者もハラハラ、ドキドキして、子どもがハッスルする個人種目である。勝敗がどうなるか分からないとき、子どもは盛り上がる。
「オリンピック種目アレンジ!子どもハッスル団体種目一覧」では、逆転現象、ドラマが生まれる団体種目が紹介されている。
団体種目は、個人種目では体験できない一体感、連帯感が得られる。子どもの心が高揚する種目が紹介されている。
「安全・簡単・かっこいい!誰でもできる組体操」では、華やかな組体操が紹介されている。
組体操は運動会の花形である。運動会の舞台で最高のパフォーマンスができる組体操が紹介されている。
組体操で大事なのは安全である。見栄えの追求だけではなく、簡単にでき、しかも見て楽しい組体操にしてほしい。
「アンコールが起こる表現運動の指導」では、心ときめく表現運動が紹介されている。
子どもがリズムに乗り、楽しく踊る姿は見ていて楽しい。子どもも保護者も楽しめる表現運動が求められている。創意・工夫のある種目にしてほしい。
オリンピックの魅力は、構成やストーリーを考えて作り上げた作品性である。表現でどのような指導をされたかが示されている。
「女教師でもできる応援団パーフェクト指導」も紹介されている。運動の苦手な教師でもできる応援団指導が示されている。
特集は次のような項目でまとめてある。
学校や学級の実態に合わせて活用してほしい。
1 種目
2 種目のあらまし
3 準備物
4 指導のポイント
5 指導の実際
6 発展
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