- 特集 実践記録を書こう
- 特集のことば
- 実践記録を書こう
- /
- 論文
- 教育実践記録―文書報告(管理)に抵抗する
- /
- 実践記録・小
- 「せ〜の!ごめんなさいプリ」
- /
- 実践記録が生まれるまで
- 実践が「実践記録」となる時
- /
- 実践記録・小
- 自分たちをみつめて―高学年の子どもたちの課題とどう向き合うか―
- /
- 実践記録が生まれるまで
- サークル幌馬車での学び方
- /
- 実践記録・中
- 安心が息づくクラスにしよう!〜圭史を核としたリーダー集団を中心に〜
- /
- 実践記録が生まれるまで
- 澤レポートはこうして誕生した
- /
- 論文
- 実践記録の書き方〜書くことそのものが学び〜
- /
- 第2特集 反貧困に取り組む子ども集団づくりの課題〜第52回全国大会(滋賀)に学ぶ〜
- T 基調提案をこう読んだ
- 反貧困に取り組む集団づくりをどう進めるか
- /
- 「当事者性」「自助グループとアソシエーション」を問う
- /
- 〈貧困〉と闘う子ども集団づくりの実践の構図
- /
- U 大会をふりかえって
- [研究のまとめ]〈反貧困〉に取り組む集団づくりの課題
- /
- 大会を終えて/現地実行委員会より
- 滋賀・長浜大会は参加者に勇気と展望を与える大会になったか?
- /
- 大会を終えて/大会担当より
- 滋賀のみなさんに感謝。充実した学習の全国大会
- /
- 今月のメッセージ
- 通信欄のこと
- /
- 私の授業づくり (第21回)
- 小学校〈理科〉/「楽しい理科の時間」をめざして
- /
- 中学校〈理科〉/理科の「理」は理由の「理」〜話し合いのきっかけづくりに苦心して〜
- /
- 実践の広場
- 子どもの生活・文化・居場所
- チーム対応と居場所づくりで改善したYの不登校―「黒豚君」と「白豚君」
- /
- 〜「一生懸命に生きているのに勝者になれないこの世界」:黒豚君の世界 「それでも、何とかやれば引き分けの人生になるかも」という白豚君の世界〜
- 子どもをつなぐ活動・行事
- 全校生徒がつながる三送会
- /
- いきいき部活・クラブ
- おもしろクラブ紹介:推理・創作小説クラブ
- /
- 手をつなぐ―教師・親・地域の人々
- 「小中一貫」は白紙撤回・見直しを〜私の投書から〜
- /
- 私が教師を続けるわけ
- 教員生活抜きにして今の私はいない
- /
- 案内板 集会・学習会のお知らせ
- 〈発達障害〉の理解と支援―学級・学校・地域を育てる (第9回)
- 地域で暮らして人生をゆたかに生きぬく
- /
- 教育情報
- 沖縄米軍基地問題と沖縄長期教育計画
- /
- 北から南から
- サークルだより・長崎
- /
- 〜西の果ての佐世保サークルです。ボチボチやってます!〜子どものことをしっかり考え、自分を取り戻す場所〜〜
- 読書案内
- 『生活指導事典―生活指導・対人援助に関わる人のために』
- /
- 読者の声
- 10月号を読んで
- 特別支援学校の現在と課題 (第1回)
- つくりだす可能性を求めて
- /
- 編集後記
- /
今月のメッセージ
通信欄のこと
常任委員 高原 史朗
教師になってからずっと、テストの最後に「通信欄」を設けている。テストの採点の前にここを読んで、返事を書いて、それから採点している。
この間、毎月、生徒に配る詩のネタにつまったので、こんな詩を書いて紹介した。
*
答案の最後
通信欄に書いてあることば
最近忙しいです。三年生が引退なのでチームに貢献したいです。
マックとモスならモスの方が美味しい。先生はどっち派ですか。
平家物語はテストに出ますか。出るとしたらいつですか。
信号待ちしてたら女の人の足に虹があたっていました。だから僕は虹の足を見ました。
漢字が絶滅しました・・・笑い。
先生、お勧めのマンガありますか。わたしは渡辺多恵子さんの「風光る」お勧めです。
国語係になりました。楽しい授業を待ってます。
先生、顧問になって朝練をなくしてほしいです。
今年の演劇部の劇は「贋作マクベス」ですよ。
学校が楽しいです。毎日前の席の、小泉さんを観察しています・・・・
今回難しい気がするのは二年生になったからですか。
形式名詞がむずかしいんです。
次の試験では絵を猫く問題出してください(ごめん、それネコだから)
うがああああああああ
最近なんかいろいろ大変で・・・でもがんばります。
この前卓球のお店に行ったとき、先生の家教えてもらっちゃいました。
一年生がせっかく入部したのにテスト期間になっちゃいました。
「少年の日の思い出」のクライマックス、いったいどこなんですか!
みんなちゃんと生きている
たとえ
テストの最中であっても。
*
「通信欄」のルーツは私の高校の恩師、柿崎登久先生。トクさんは、物好きなことに、私が勝手に書いていた「テスト批評」に毎回返事をくれたのだ。
通信欄でしか話さない生徒もいる。時には一行の通信に時間をかけて、長文の返事を書くこともある。こんなことで生徒と「つながった」などというつもりはない。ゆるやかに生徒たちに答える時間が楽しいのだ。
-
- 明治図書