総合的学習を創る 2002年1月号
“総合の教科書”マイブックづくりの提案

X139

«前号へ

次号へ»

総合的学習を創る 2002年1月号“総合の教科書”マイブックづくりの提案

紙版価格: 796円(税込)

送料無料

電子版価格: 716円(税込)

Off: ¥80-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2001年12月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 “総合の教科書”マイブックづくりの提案
総合の教科書―こんなのが欲しい!私の夢
WEB上の自作教科書
飯塚 三千浩
『英語版・学校文化ハンドブック』が欲しい
川神 正輝
すぐに使える「環境学習」の教科書
北村 善重
個々の希望に合った情報端末
竹田 博之
音の出る英会話テキスト
谷岡 眞史
「使える英会話テキスト」とは、すぐに、誰でも、「使える」テキストだ!
西岡 美香
一人に一枚、DVD-RW
藤澤 芳昭
求む!パソコン虎の巻
松尾 清恵
エネルギー教育はわかりやすく正確に
森永 祐司
総合の教科書―マイブックづくりの提案
環境の教科書
谷 和樹
福祉の教科書
竹川 訓由
国際理解の教科書
大森 修
小学英語の教科書
影浦 攻
情報の教科書
岡本 薫
地域学習の教科書
寺本 潔
健康学習の教科書
皆川 興栄
「総合」ならではのニュー教科書づくり―私の提案
“パソコン”活用を挿入したニュー教科書の提案
岩崎 秀幸
“パソコン”の基礎基本を入れたニュー教科書の提案
平間 晃
“学び方を学ぶ”を挿入したニュー教科書の提案
西畑 寧三
“地域ウォッチング”を挿入したニュー教科書の提案
後田 博
“小学英語”の基礎基本を挿入したニュー教科書の提案
向山 浩子
“自己評価”を挿入したニュー教科書の提案
生稲 勇
総合の特色を生かしたマイブックづくりの実例
調べ方ガイドでマイブックづくりの実例
片倉 信儀
ポートフォリオでマイブックづくりの実例
高木 俊樹
パソコンでマイブックづくりの実例
高橋 恒久
ミニ卒論でマイブックづくりの実例
川原 雅樹
“評価観点”を押さえたニュー教科書づくりの可能性
各教科によって、実情と可能性は異なる
向山 洋一
自己評価項目による学習支援
村川 雅弘
総合的な知の獲得へのアドバイスを
高階 玲治
活動とのつながりで評価を再確認する必要性
上淵 寿
福祉学習で使えるモノ・教具 (第10回)
福祉機器の最先端を知る
小林 幸雄
環境教育で使えるモノ・教具 (第10回)
「竹」でつくろう、アンティーク・グッズ!
楳内 典明
知と情報を『再構築』―ここで価値ある成長!
「思考スキル」を身につけろ!その鍵は“so what/why so”
鈴木 敏恵
わが校の総合的学習の時間ハイライト
谷 和樹高木 俊樹
イラストで総合的な学習 (第22回)
プロジェクト学習 その13
前田 康裕
〜ポートフォリオ評価3〜
日本の子どもは今…TOSS全国ネット情報 (第10回)
少年の主張で女性が活躍する
明石 要一
MAT式で英会話の授業をつくる (第10回)
TELLを通して、実際の会話へと近づいてゆく
仲田 利津子
未来教育・プロジェクト学習とポートフォリオ成功法 (第10回)
活動を「生きる力」に変える
鈴木 敏恵
福祉学習のカリキュラム設計図 (第10回)
学校行事を見直す「車いす駅伝選手団との交流」企画
小林 幸雄
国際理解のカリキュラム設計図 (第10回)
世界の偉大なる遺産を知ろう―その1
本井 訓
情報教育のカリキュラム設計図 (第10回)
インターネットを使った調べ学習A
上田 洋一
環境教育のカリキュラム設計図 (第10回)
教材化の視点と評価
楳内 典明
どうする「総合的学習の評価」 (第10回)
「質的な」評価の積み上げから通知表に教育性を持たせるために
杉浦 治之
編集後記
樋口 雅子
情報教育のおもしろ作品づくり (第10回)
マイ・プリクラ
高橋 勲
NHKデジタル教材「おこめ」 (第10回)
第15回「おもちをつこう」・第16回「たんぼが消えていく」
丸杉 良彰

編集後記

○……総合に教科書―なんていうと、創設の趣旨に反する、とお叱りを受けそうですが、“なんでもありの総合”と揶揄されるような今日の事態がいいわけがないと思います。こういう世評に呼応するかのように“学力低下論”が、総合を標的に?しつつ起こっている…というのが残念なるかなの現状ではないでしょうか。

 まだ本格実施にも入っていないのに、あれこれ非難されるいわれもないとは思いますが、そう思う一方、総合と称してなされた実践にはイベントに毛が生えたようなものもあり…なことはたしかと思います。やはり学校で、しかも大切な教科の時間を削って創設されたわけですから、それなりの力を子どもにつけなくては、誰も納得できないのではないかとも思います。

 ということで、この時間の指針となる、活用のハンドブックが必要ではないか、という問題意識に立ち、本号の特集を企画しました。もちろん、いわゆる教科の時間のような形での教科書を想定しているわけではありません。

 各学校がつくるカリキュラムとどう関わるかということもありますが、部分的にでも活用できるような形で、指導の体系を設定しておくことが、これからはじまる評価基準の設定における(評価は指導の中味とも密接に関係しているわけですから)指針ともなりうるのではないかと思います。

 また、欲をいえば、今までの教科書観を変えることができればという気もしています。つまり、教科書のマイブック化とか、パソコン上でのそれとか、ということをも含めた観点から、見なおすことも大事ではないか、ということです。

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ