特別支援教育の実践情報 2008年3月号
わが校の「特別支援教育」進展度チェック

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特別支援教育の実践情報 2008年3月号わが校の「特別支援教育」進展度チェック

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ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2008年1月16日
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 わが校の「特別支援教育」進展度チェック
特集について
宮ア 英憲
チェックリストとその解説
「校内支援体制」についての自校点検カードとその解説
黒川 君江
特別支援教育に対応した「授業」のチェックとその解説
坂本 條樹
わが校の「特別支援教育」進展度をチェックする
【授業】授業づくり 4つのポイント
田中 博司
【授業】やるべき課題がどの子にもわかるように
青木 美穂子
【授業】通常の学級で誰でもできる特別支援教育を視点にした「授業改善」
斉藤 文子
【校内支援体制と授業改善】全校で取り組む特別支援教育
高田 純子
【小学校】特別支援教育を中核に、全ての子どもの今と将来に役立つ実践を
大野 みずえ
【小学校(しま地区)】特別支援教育の確かな一歩を踏み出そう
草野 和子木下 久美
【中学校】発達障害のある生徒への支援を行うための学校全体の取り組み
岡山 一夫
【特別支援学校(校内支援体制)】つながり・まなびあい・ささえあい
原田 田佳子
【特別支援学校(校外支援体制)】求められるセンター的機能事業の展開を目指して
武市 由紀子
【幼稚園】職員同士のつながりを大切にして
大本 正子
【高等学校】自己理解に基づく進路決定の大切さ
山本 牧子
「支援ツール」で子ども生き活き! (第6回)
バスを使って下校しよう!
西野 留美子
〜地域の支援を受けながら、自主下校ができるようになるための支援〜
授業がはずむ「おすすめアイテム」 (第61回)
小さくてもお役立ち! ミニミニ音楽グッズ
亀田 長治
提言
小・中学校での“理解ある”指導や“温かい”支援が、その子が社会の中で生き抜いていくスキルに直結しているか
品川 裕香
アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
偏食のある子どもとどう食べるか
中野 宣昭
「ま」と「ポン」で広がるコミュニケーション
丹保 真理
授業を面白くする手づくりグッズ
パソコン ディスプレイドアー
村上 和夫
ベルが鳴る! 格安自作タイムエイド
石部 和人
子ども生き生き・学習&遊び
【ことば】かんたん手作りかるたで遊ぼう!
若岡 静恵
【かず】買い物の計算方法を覚えてお使いに
吉川 剛
【音楽】「遊園地へいこう!」リトミックでいきいきと
長谷川 徹
【造形】よく見て描こう
杉 眞彦
【運動】個々に配慮し集団活動の楽しさを
小玉 善民
【自立活動】発語のない子のコミュニケーション支援
山田 美也子
特別支援新教育プログラム (第6回)
平成20年度文部科学省概算要求について
樋口 一宗
コーディネーター便り (第6回)
支援が必要な子どもたちのニーズに応えるために
蟹谷 規芝子黒川 君江
わが校のセンター機能づくり (第6回)
愛媛県南予地域のセンター的役割を担って
大野 由紀子
トピックス (第6回)
「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」(中教審)について
石塚 謙二
特別支援教育・わたしのHP (第6回)
お金と時計の学習
神佐 博
フォトライブ「授業」PART14/京都教育大学附属特別支援学校 (第3回)
中学部/「花壇づくりは授業づくり」〜『花壇づくり』の実践を通して 3.子どもたちの成長を「記録」しよう!〜
中川 宣子
就労支援/特別支援学校知的障害教育校高等部における進路指導の実際 (第6回)
就労をめざす生徒への指導―就労支援―
小笠原 まち子
情報機器のなるほど活用術 (第6回)
デジカメ写真を読みとる!
亀田 長治
ソーシャルスキル・トレーニング (第6回)
ソーシャルスキルの基本
高山 恵子
〜自己表現の訓練〜
続・「のぞみ牧場学園」奮闘記 (第6回)
デス・エデュケーション
津田 望
特別支援学校の授業づくり (第6回)
授業記録を書く
太田 正己
発達障害の子どもたち (第6回)
発達障害と支援
萩原 拓
自閉症指導最前線 (第6回)
自閉症のある子どもの学びを推進するために
齊藤 宇開
〜ステップ6 トレーニング型研修の試み〜
編集後記
宮ア 英憲

特集について

わが校の「特別支援教育」進展度チェック


特別支援教育元年と言いつつ,1年が経過した現在,各校の特別支援教育についての進展度はいかがでしょうか。学校教育法や学校教育法施行規則が改正されるなど,法の整備は徐々に進められていますが,各校の校内支援体制の整備,校内委員会の機能,特別支援教育コーディネーターの活動,個別の教育支援計画の作成などが推進され,この1年間の成果としてまとめる時期になりました。

特別支援教育を推進するためには,特別支援教育の目指すもの(理念)の理解,特別支援教育のシステムの構築,それに授業の充実の観点が欠かせません。特に,授業の充実については,子どもたちに向き合う一番長い時間帯のことですから,特別支援教育の視点から授業改善をどのように行うかということが,大きな課題になってきます。本来そこまで深めなければ,〈特殊教育から特別支援教育に変わった〉と言っても,意味のないことです。

特別支援学校,特別支援学級はもちろんのこと,通常の学級の授業においても,LD,ADHD,高機能自閉症などの児童生徒が在籍している場面での授業のあり方が,これからは問われてくると思います。さらに,小・中学校だけの問題ではなく,幼稚園や高等学校においても,特別支援教育をすすめることになっていますから,障害のある幼児や高校生への対応も明確にしていくことが必要となります。

そこで,こうしたことへの対応として「校内支援体制」と「授業」のチェックリストを念頭に置いた実践として,各校種や各学校(園)の実態をチェックする観点をご提案いただきました。

実践の参考にしていただければと思います。

「特別支援教育の実践情報」編集代表/東洋大学教授 宮ア 英憲

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