特別支援教育の実践情報 2023年7月号
ポジティブなほめ方、怒らない叱り方―行動変容を促すアプローチ―

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特別支援教育の実践情報 2023年6・7月号ポジティブなほめ方、怒らない叱り方―行動変容を促すアプローチ―

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ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2023年5月16日
対象:
小・中・高
仕様:
B5判 74頁
状態:
在庫なし
出荷:
未定

目次

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特集 ポジティブなほめ方,怒らない叱り方―行動変容を促すアプローチ―
特集について
ポジティブ行動支援の視点から考える
行動変容を促すアプローチとしてのほめ方・叱り方
大久保 賢一
教師のための感情マネジメント
「毒語」を吐かない,笑顔で教壇に立つためのポイント
川上 康則
こんな子・こんな時にはどうする?「ほめ方・叱り方」の極意
回答くださる先生紹介
高津 梓鈴木 敏成松久 眞実山下 公司
重度知的障害のある子供
高津 梓
パニックを起こしやすい知的障害のある子供
鈴木 敏成
自閉スペクトラム症の思い込みやすい子供
松久 眞実
衝動性があり多動な子供
山下 公司
ほめるを仕組んで子供を伸ばす「シカケ」アイデア
小学校 通級指導教室
学習活動場面のほめるシカケ 日常生活場面のほめるシカケ〜子供に伝わる「働きかけ」アイデア〜
吉成 千夏
中学校 通級指導教室
学習活動場面のほめるシカケ〜個別の指導計画を活用して叱る前に違う方法を考えよう〜
三富 貴子
特別支援学校 中学部
学習活動場面のほめるシカケ 日常生活場面のほめるシカケ
児島 正典
特別支援学校 高等部
学習活動場面のほめるシカケ〜自分たちで「できる!」と思わせるシカケづくり〜
平岩 真知
ミニ特集 適切でソーシャルな「距離の取り方」
愛着の問題をかかえるこどもの理解と教師のかかわり
米澤 好史
発達段階にあわせた子供と教師の指導・かかわりの距離感
朝日 滋也
お友達との「距離の取り方」指導〜パーソナルスペースの指導〜
近藤 明紀
【特別寄稿】今後のインクルーシブ教育システム
―障害者権利委員会の総括所見を踏まえて―
山田 泰造
アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
ルール,マナーを守ることが苦手な子の興味を拡げるプログラミング指導
川上 尚司
授業を面白くする手作りグッズ
「文字」「音」「イメージ」の3点セットでオリジナル教材を
伊藤 陽子
子供イキイキ・学習活動
【国語】漢字検定を活用した国語力の育成
西井 孝明
〜漢検準会場としての高等部15年間の取り組みを踏まえて〜
【自立活動】どこでもできる子供に寄り添ったスヌーズレン
太田 篤志
〜楽しみ方の多様性への気づき〜
トピックス (第98回)
質の高い教師の確保のための教職の魅力向上に向けた環境の在り方等に関する調査研究会 他
平沼 源志
写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第32回)
就労コースを発信しよう!
森 朱里佐藤 文俊押井 周平
〜地域とのつながり〜
ICT大活用!障害のある子のコミュニケーション支援 (第2回)
伝達性の高いVOCAを使って伝わったことを実感できるようにする
坂井 聡
目的と行為の方程式で導く!子供に最適な「ほめ方・しかり方」 (第2回)
[ほめる]体育で,自分の力を発揮することより,友達が活躍するように活動する子供 [しかる]自己中心的に行動し,勝ち負けにこだわってしまう子供
イトケン太ロウ
「ことばの教室」の担当になったら「構音指導」基礎基本 (第2回)
音別指導の実際「K音の音づくり」
中澤 洋子
できた!を育む 楽しい手作り教材 (第8回)
ボードゲームでポンッ!
佐々木 敏幸
〜集団による遊びの「構造化」〜
子供の思いを引き出し支援に生かす!「聞く」スキル (第2回)
子供の歴史を“知って聞く”
上條 大志
「図工・美術」指導のコツ&題材アイデア (第8回)
中学部美術で怪獣映画作りに挑戦!
関口 光太郎
〜デザイン&ものづくり編〜
心と体を整える「ヨガ」ポーズ&プログラム (第8回)
ダウン症の子供たちへのヨガ
鈴木 敏成田中 直子吉田 麻里
知的障害教育における単元づくりと学習評価 (第2回)
学習指導要領の目標・内容を踏まえた評価規準の作成
横尾 俊
特別支援教育最前線―紹介します,わが県のホープ&エース (第32回)
愛媛県
壽海 雅彦
編集後記
是枝 喜代治村山 孝

編集後記

 教師にとって「ほめる」「叱る」は,子供の成長を促す重要な指導や支援です。

 「本当に効果があるのか」「体罰になるのではないか」「知的や発達に遅れがある子供にはどのように,どのタイミングで行えばよいのか」「パニックや危険な行為をする子供には,どのように叱ってよいのか」「ほめる時,叱る時の子供との距離の取り方はどのようにしたらよいのか」など疑問が絶えないかもしれません。

 特別支援教育を進める学校では,子供の発達段階や障害特性を考慮しながら「ほめる」「叱る」を学校生活の中で日常的に行っていると思います。しかし,タイミングや子供と教師の距離の取り方を誤ると効果がなく,悪影響や誤学習となることもあります。特別支援教育では「ほめる」「叱る」を行う時には,様々な工夫や配慮が必要です。

 文部科学省では,令和の時代に生きる児童生徒は,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが必要であるとの方針があります(中央教育審議会「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)【総論解説】より)。

 今後の教師には,令和の時代にたくましく生きることができる児童生徒の育成が求められています。子供たちの学習意欲が湧き立つような「ポジティブなほめ方」や,子供たちの未来が豊かな人生となるような「怒らない叱り方」を適切に行うことによって,子供自身が自分のよさや可能性を認識することにつながると考えます。

 今回は先生方が,日常的に活用している「ほめる」「叱る」をテーマとして,「子供とのソーシャルな距離の取り方」や「愛着の問題をかかえるこどもとのかかわり」についても触れ,多くの先生方に参考となる情報や事例を揃え,特集といたしました。


   /是枝 喜代治・村山 孝

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 色んな先生方のエッセンスがぎゅっと詰まっていてとても読みやすかったです。実はそれぞれのご著書は持っているのですが、読破できていないものもあり、大切な芯の部分をわかりやすく説明してくださっている部分も多く、ありがたかったです。
      2023/7/1740代・小学校教員

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