- 特集 ことばとコミュニケーションを育むアプローチ
- 特集について
- 多様な子供たちのことばの育ちと支援
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- ことばとコミュニケーションを育むアイデア
- (1)絵本でアプローチ
- 言葉やサインの表出を育む指導
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- (2)音楽でアプローチ
- 音楽遊びでやりとりする力を育む指導
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- (3)絵カードでアプローチ
- コミュニケーションを育む指導〜行動障害のある子供の余暇場面から〜
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- (4)VOCAでアプローチ
- 「伝えたい」気持ちを育む指導
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- (5)タブレットでアプローチ
- 他者に依頼する行動を育む指導
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- (6)遊びでアプローチ@
- 情動交流を育む指導
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- (7)遊びでアプローチA
- 他者意識を育む指導
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- (8)遊びでアプローチB
- 語彙発達を育む指導
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- (9)遊びでアプローチC
- 音韻意識を育む指導
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- (10)ゲームでアプローチ@
- 他者意識を育む指導
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- (11)ゲームでアプローチA
- 言語の受容と表出を育む指導
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- (12)ゲームでアプローチB
- 一体感を育む指導〜協力型コミュニケーションゲーム〜
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- (13)プリント教材でアプローチ
- ことばのキャッチボールをする力を育む指導
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- (14)口の動きでアプローチ
- 発声や発語を育む指導
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- 名著に学ぶ・ことばとコミュニケーションの世界
- ことばとコミュニケーションの世界
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- アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
- 特別支援学級における普段づかいのICT
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- 〜特別支援学級の日常,お見せします〜
- 授業を面白くする手作りグッズ
- 手を動かして,楽しく算数
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- 子供イキイキ・学習活動
- 【国語】漢字・音読・作文の苦手さへのアプローチ
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- 【算数】2つのポイントで克服できる「時計の指導法」
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- 【小学校自立活動】自分に合う学び方〜漢字が苦手な児童生徒を例に〜
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- 【特別支援学校自立活動】自分から取り組みたくなる自立活動〜「朝活」で心も身体もの〜びのび!〜
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- トピックス (第106回)
- デジタル学習基盤特別委員会 他
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- 発達障害のある子もない子も安心して学べる学級環境づくり〜いじめ予防先手の支援〜 (第4回)
- 「わざと刺激する子」の場合
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- 「ことばの教室」の担当になったら 「吃音指導」基礎基本 (第4回)
- コーピングスキルの指導
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- 〜(2)予期不安の対処〜
- 強度行動障害に向き合う特別支援教育 (第4回)
- 情報提供の技術を高め混乱のリスクを抑える
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- 1人1台端末時代の情報モラル・マナー (第4回)
- 小学部の児童が端末を大切に扱うための情報モラル・マナー
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- 〜家族と相談して決め発表する,端末の活用前に約束を確認する機会の設定〜
- 子供を育む「手づくり教材」アイデア (第4回)
- [ことば,コミュニケーション]なに食べる?/やさしさメーター
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- 特別支援学級の教室づくり&アイテム (第4回)
- 秋を感じる壁面制作&教室整備と連絡帳活用
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- 知的障害教育における単元づくりと学習評価 (第10回)
- [実践]各教科等を合わせた指導(作業学習)
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- 〜コースターやベルトを織ってみよう〜
- 特別支援学校の校務分掌 虎の巻 (第4回)
- 自主通学担当の仕事術
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- 〜公共意識を育て,卒業後の自立と社会参加へ繋がる多様な自主的通学手段の整備〜
- 写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第40回)
- 新しい「プレハブ仮設校舎」で安全安心に過ごすための学習環境整備の取組
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- 特別支援教育最前線―紹介します,わが県のホープ&エース (第40回)
- 山梨県
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- 編集後記
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編集後記
子供たちは,音声言語だけでなく,視線,表情,身体動作,相手との距離感といった「非言語」情報や,声の抑揚,大きさといった「パラ言語」といわれる情報からコミュニケーションを行っています。コミュニケーションを行うためには,そのような手段の獲得だけではなく,他者の意図を読み解く力や,何かを伝えたい,共有したいと思う動機づけなどが必要です。一方,ことばは,単なるコミュニケーションの手段にとどまらず,思考や行動調整,さらには自己の形成においても重要な基盤となります。
『特別支援学校教育要領・学習指導要領解説総則編(幼稚部・小学部・中学部)』(文部科学省,2018)においても,ことば(コミュニケーション)は,子供たちの「学習活動を支える重要な役割を果たすものであり,全ての教科等における資質・能力の育成や学習の基盤となるもの」と位置づけています。また,子供たちの言語能力の育成を図るため,各学校においては,国語科を要としつつ教育課程全体を見渡した組織的・計画的な取組について具体的に示されています。
特別な教育的支援が必要な子供たちの中には,コミュニケーションに何らかの困難さ・課題がある子供が少なくありません。例えば,知的障害を伴うことで言語理解や言語表出が限定的である場合や,脳性まひなどにより音声発語器官の機能に障害があり言語表出が限定的になる場合などです。また,発達障害の子供たちの中にも,曖昧なことばづかいや比喩的な表現の理解への困難さ・課題がある場合があります。多様で特別な支援が必要な状況にある子供たちと向き合うことは,教員にとって重要なテーマであり,その中でもコミュニケーション指導は特に重要です。コミュニケーションの力を育成することは,子供たちが学び,成長するための土台を築く鍵となります。
本特集では,最新の研究成果や実践事例を通じて,異なるニーズをもつ子供たちへのことばとコミュニケーション指導におけるベストプラクティスについて読者の皆さんと共有したいと思います。
/是枝 喜代治・横倉 久
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- 明治図書