詳細情報
- 特集 民主教育“権力なき国家”の理想と現実
- 学習指導要領の変遷にみる“民主教育の理想と現実”●平成から昭和へ遡行する
- 昭和四三年指導要領の特徴と果たした役割
- 「現代化」と教育現場との乖離
- 本文抜粋
- 一九六八(昭和四三)年七月に小学校、翌六九年四月に中学校、七〇年一〇月に高等学校の学習指導要領が改訂・告示された。 これらの改訂について、基本的に法的拘束性が付与された一九五八(昭和三三)年版学習指導要領の方針が引き継がれ、さらに高度経済成長を背景にした経済界からの要請に応えようとするものであった…