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- 特集 名著&最新事例でおさえる!必ず読みたい「読書」ガイド
- 4 名著&最新事例でわかる!必ず読みたい「読書」ガイド 理論編
- [社会科教育の社会的責任]「社会」と括ることの危うさ,暴力性を考える
- 本文抜粋
- 何が「社会」に入るのか? 『教育の美しい危うさ』ガート・ビースタ著,東京大学出版会,二〇二一年 例えば,ビースタを補助線として社会的責任を考えてみる。彼は教育の機能を資格化(知識,技能の習得)・社会化(既存の考え方の獲得)・主体化(自律的に社会と向き合う)と整理した上で,子どもが「この世界に結びつく…