桜丘中が挑む学校改善アクション(2)
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- 2019/7/20
- 桜丘中が挑む学校改善
- 学校経営
発達に特性のある子どもたちへの対応について悩んでいる先生方が多くいらっしゃいます。衝動性や読み書きが困難であることは本人の努力では解決できません。障害を「擬似体験プログラム」を受けるなどしてよく理解し、適切な対応をしてください。本校の事例を紹介し... -
今月の相談
小学校6年生のみきこさんは、教室に行きたくないと言って保健室に登校し1週間経ちました。保健室では本を読んだり、担任からの課題を自習したりしています。担任が時々保健室に様子を見にきますが、そのとき、ちょうど来室した他の子どもと声を立て笑... -
事例1学期目標の振り返りで使えるスケーリングクエスチョン
若手教師のころ、学期初めに「今学期の目標」を書かせました。
しかし振り返りをすることなく書きっぱなしにさせてしまい、ただの掲示物にしてしまった経験があります。
「それではいけない!」と思い、... -
今回のねらい
読み書きに困難のある中学生は、英語の教科書が読めない(音声化できない)ために自宅で教科書の予習復習をすることが難しいという問題があり、内容理解、語彙や文法の習得がますます困難になってきます。一方、聴覚での理解はできるという生徒は多く... -
1 はじめに
2018年3月に日本学級経営学会(共同代表理事 阿部隆幸、赤坂真二)が立ち上げられました。日本学級経営学会は、研究知が他の分野に比べて少なく経験則で語られがちな学級経営について、研究知を積み重ね、学級担任や学級経営に関心をもつ皆さんと分か... -
発達に特性のある生徒たちや、個別の悩みをもつ生徒たち、帰国子女や外国籍の生徒たち。一人ひとりに違いがあっても、みんなが同じ学校で一緒に楽しく勉強ができる。そんな中学校版「みんなの学校」をめざして。
本校、世... -
今月の相談
小学校3年生のユキオくんは、ここ1週間、毎日授業中に保健室にやって来ます。「お腹が痛い」などと辛そうにしているのですが、バイタルはいつも異常なし。1時間休ませて教室に戻すことを続けていましたが、ここ3日は授業時間が終わるまで保健室を出... -
事例やんちゃなAくんを変える?
「死ね!」「ウザ!」「キモイんだよ!」と言ったり、友達を叩いたりしてしまうことのあるAくん。
それに対して、私は「やめなさい!」「謝りなさい!」「友達の気持ちを考えなさい!」「どうして友達を殴るんだ!」と叱責を繰り返... -
今回のねらい
今の大人がまだ中学生の頃は、筆記体とブロック体の両方を学校で学びましたが、今ではブロック体のみが指導されています。ですが、近年、イギリスやアメリカでも筆記体のよさが見直されつつあります。筆記体は、そもそも文字の形がブロック体よりも区... -
本連載、「フル・インクルーシブ教育の学校&授業づくり」もいよいよ最終回となりました。最終回である今回は、これまでの11回の連載をふまえて、フル・インクルーシブ教育を可能にする条件が何なのかを考えてみたいと思います。
学校は排除を再生産する
学校とい...