フル・インクルーシブ教育の学校&授業づくり(6)
-
- 2018/11/20
- フル・インクルーシブ教育
- 特別支援教育
大空小学校では「担任」ではなく「担当」という言葉を使っています。それは、教職員がチームとして子どもと関わる姿勢のあらわれだということを、大空小学校の徳岡先生が語ってくださいます。
「チーム大空」。私たちは、普段から「チームで」という言葉をよく口に... -
1 不適切な行動で得をする
前回まで、少し抽象的な話が続きましたので、ここでは、具体的に話を進めていきたいと思います。小学校4年生の男子、ツヨシくんにまたここで登場していただきます。彼は所謂「キレる」子でした。つまり、感情のコントロールが苦手でした... -
宇野弘恵直伝! 今月の極意
高学年男子は、「オレ様」で「お子ちゃま」。人より抜きんでたい意識と、素直な単純さを併せもった存在。そんな高学年男子の問題行動には、なぜダメかという根本を伝えることと、あなたが大事だよというメッセージで情に訴... -
今回のねらい
今回は、アプリにもなったStarfallのインターネットバージョンをご紹介します。無料でも盛りだくさんの初歩的な英語の読み活動ができ、アルファベットから段階的に難易度の高い読み物へと進むことができます。ペーパーブックでは音声が出ませんが、こ... -
道徳の教材には、いわゆる定番教材と呼ばれているものが存在します。小学校低学年であれば「はしのうえのおおかみ」や「かぼちゃのつる」、中学年であれば「お母さんの請求書」「雨のバス停留所で」、高学年では「ロレンゾの友だち」などがあげられます。今回は中学...
-
とかく閉鎖的な場所になりがちな職員室や校長室。それを閉鎖的な場所から開放的な場所にしていくことが大空小学校では重視されています。今回はこの点について、大空小学校教頭の日野先生に語っていただきます。
困ったときにここにきたらどうにかなる場所です。
... -
1 効果的な問題解決
みなさんは、困ったことがあったり、悩んだりすることがあったらどのように対応しているでしょうか。前回紹介した橋本文隆氏は、ソリューション・フォーカストアプローチの立場から、下記のような3つの原則を述べています。ソリューション・フ... -
宇野弘恵直伝! 今月の極意
女子のトラブルは、いかに聞くかが鍵。でもそれは、聞き方の技術だけが重要なのではありません。どのように「聞く場を設定するか」の方が、より重要度が高いのです。ここを踏み外すと、女子からの信頼を下げることにもつな... -
今回のねらい
今回は、前回に続いて、英語圏の英単語アプリを紹介します。学習障害のある子どもや英語が苦手な子どものなかには、「聞く」ことが苦手な子どもが多いため、文字を使った読み書きを焦って進めるよりも、「しっかり聞く」「耳を澄ます」時間をしっかり... -
「考え、議論する道徳」という学習方法が提示されて以降、モラルジレンマ授業に関心が集まってきているように感じます。ジレンマ教材によって子どもたちの頭の中はモヤモヤとしますし、ディスカッションによって子どもたちは自分の考えを表現していきます。「考える...