フル・インクルーシブ教育の学校&授業づくり(4)
-
- 2018/9/20
- フル・インクルーシブ教育
- 特別支援教育
今回は、今年度4月より大阪市教育委員会から着任された岩本由紀校長が、大阪市のインクルーシブ教育の歴史にふれながら、大空小学校の取り組みについて、どのように受けとめ、取り組まれているのか紹介してくださいます。
大阪市では従前より地域で「共に学び、共に... -
1 問題悪化のサイクル
気になる子の問題でうまくいっていない教室には、「問題悪化のサイクル」が回っていることがあります。子どもたちが不適切な行動をする、それに対して教師が過剰な注目(気にし過ぎること)をするために、それが報酬となって不適切な行動を強... -
宇野弘恵直伝! 今月の極意
2学期は、人間関係が変わりやすい時期です。特に女子は水面下でトラブルが起き、それをきっかけに人間関係が変化することが多いもの。変化し易い時期であることを肝に銘じつつ、どう変化したか、その原因は何かを見取れる... -
今回のねらい
今回は、英単語の読み書きを母語としている英語圏で、音から文字の対応(書き取り)の学習に使われているアプリを紹介します。ネイティブの音声を使った良質なアプリは、個別のニーズに合わせ効率よく、しかも音と文字をしっかり結びつけながら様々な... -
夏休みも終盤。充実した休みを過ごすことができましたでしょうか? 心身ともにリフレッシュして新学期を迎えたいものですね。
メッセージ性の強い教材
本やテレビ、インターネットなどを見ていると、「子どもたちに読ませたい!見せたい!」という強い衝動に駆ら... -
今回は、大空小学校初代校長の木村泰子先生にご寄稿いただきました。なぜ「みんなの学校」なのか、木村先生はそれを、教育の公共性(パブリック)の視点から説き起こしてくださっています。「「障害」をみると、その子がみえなくなってしまう」という木村先生の言葉...
-
宇野弘恵直伝! 今月の極意
高学年を語るときに、「思春期」という言葉を外すことはできません。しかし、思春期って、いったい何でしょうか。どんな特徴があるのでしょうか。それを知ることによって子ども理解の手数が増え、その子に応じた対応につな... -
1 避けては通れない話題
アドラー心理学に基づく教育を語るときに、このことを抜きには語れません。それは
共同体感覚
のことです。アドラー心理学の中核的概念で、アドラー心理学に基づく教育や治療は、まさにこの育成に向かって行われます。耳慣れない言葉です... -
今回のねらい
英単語を読めるようになれない、というのは多くの指導者と学習者の最も切実な悩みです。どうすれば単語が読めるようになるのでしょうか。ここでは英語での読みの習得を発達の側面から、「読む」という言葉の意味と目的を、大きく2つに分けて考えます。... -
前回は、道徳授業における「問い」の役割と意味について考えるとともに、実際の授業での投げかけ方を紹介しました。今回は、子どもの“本音”の引き出し方について考えてみましょう。
子どもたちの本音が出てこない!
道徳の授業をするにあたって、「子どもたちの...