フル・インクルーシブ教育の学校&授業づくり(8)
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- 2019/1/20
- フル・インクルーシブ教育
- 特別支援教育
学校を安心できる場所にするとはどういうことなのか。保健室だけが安心できる場所であっていいのだろうか。東京大学特任研究員の高橋さんが、大空小での養護教諭の役割に注目して、この点を説明してくださいます。
私は、大学院の博士課程に在学中、中学校で養護教... -
1 たとえその目標が叶わずとも
ある程度のキャリアのある教師ならば、子どもたちの不適切な行動に対して「深追い」しない方がいいことはわかっていることだと思います。また、「巻き込まれ」にも気をつけていることと思います。多くの教師は、「不適切な行動に注目... -
宇野弘恵直伝! 今月の極意
3学期です。進級・進学が視野に入ってくる時期です。学級をどう終わらせるかという「学級じまい」にばかり目が行きがちですが、次学年に向けて当該学年までの学力をしっかりつけるという視点も忘れてはいけません。
自分... -
今回のねらい
さて、前回は英語の音韻認識の単位、そしてフォニックスとの関連についてご説明しました。日本語では、モーラ(拍)という単位で音声を捉えていますが、英語の場合は英語の音韻が育っていなければ単語を知っていても「聞き取れない」だけでなく、文字... -
読者のみなさんは、絵本は好きでしょうか? 私は大好きです。長新太さん、長谷川義史さん、ヨシタケシンスケさん、かさいまりさんなどなど、あげていけばきりがありません。最近では道徳の教科書に絵本が取り入れられることも多くなり、教材として用いる機会も増え...
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大空小学校の教育を特徴づけるキーワードの一つが「子どもの通訳になる」という言葉です。教師が通訳という存在になるとはどういうことなのか、この言葉の意味することについて、大空小学校の上田先生に語ってもらいました。
子どもの通訳になる
この言葉は、私が... -
1 うまくいっていないことをやめる
前回登場したツヨシ君の周囲では、問題悪化サイクルが回っていました。教師もそこに巻きこまれることによって、教室全体に混乱が生じていました。不適切な行動をする子がいても、教師が巻きこまれなければ、それは一部の問題に過... -
宇野弘恵直伝! 今月の極意
12月になりました。今年も残すところあとわずか。小学校生活も終わりが近づき、少しずつ卒業が意識されてくるのではないでしょうか。
今後も義務教育期間が続くとはいえ、小学校卒業は一つの大きな節目。6年間を振り返り... -
今回のねらい
さて、今回は英語の聞く力を育てる活動についてのご紹介です。近年の英語のディスレクシア(読み書きの困難)では、その困難さは単語の読み書きに現れると示されてきました。また、その背景要因として、英語を読み書きするのに必要な言語の音=音韻(... -
- 2018/11/25
- 道徳授業づくり実践講座
- 道徳
この文章を書いている11月8日現在、バルセロナで開催されている国際的な道徳教育学会(Association for Moral Education)に参加しています。世界中から道徳教育について、哲学、心理学、社会学などいろいろな立場の研究者が一日中議論している姿にとても刺激を受けて...