マスターしたい指導技術集(7)
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- 2013/10/31
- マスターしたい指導技術集
- 教師力・仕事術
授業経験の少ない人が、小学校で授業をすることがあります。
例えば、新卒教師であったり、教育学部の学生であったりします。
時には、大学の研究者が、小学生相手に授業をすることもあります。
仕事柄、授業経験の乏しい人の授業を見る機会が多くなりました。
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熱中授業づくりのポイント
1. 「めんどくさい」を実感させる具体物の操作
2. 式を洗練させていく話し合い
3. わり算の筆算形式をつくり上げる話し合い
1 「めんどくさい」を実感させる具体物の操作
人間が問題に直面した際、自然に行う行動である発見や創造を... -
今回は、子どものけんかに悩むまみ先生が相談にいらっしゃいました。
まみ先生
発達障害の診断が出ているA君は、友だちとトラブルがあると、すぐに手が出てしまいます。その都度、「暴力はいけない」と注意をするのですが、繰り返します。また、保護者の方にもそ... -
この時期の子どもたち
子どもを叱らなければならないときというものが、必ずあります。子どもたちはまだまだ成長過程だし、理解できないことも多く、してはいけないことをしてしまうものです。
子どもは、間違いを起こして、叱られて反省して成長するものですから... -
「虫の声」を手遊びしながら歌う
・対象
小学校2年生
・学べる要素
音色、リズム、問いと答え
日本語には、オノマトペ(擬声語や擬態語のこと)がたいへん豊かです。第2学年の歌唱共通教材の1曲である「虫の声」に出てくるオノマトペを楽しく手や指の動きで表... -
【単元を貫く言語活動の展開】
単元の展開のポイント
―実際の展開を、具体的な授業例をもとに教えてください。
前回(その1)のまとめ
「単元を貫く核となる言語活動」と呼ぶことを提唱
「年間指導計画的な観点(単元つなぎ・学期つなぎ・学年つなぎ)を重視す... -
子どもが進んで追究を始めるように、単元の導入をどう工夫すればよいでしょうか。
導入で、子どもの問題意識を高めたいのですが、なかなかうまくいきません。
子どもの追究を促すために、導入でどのような工夫が必要でしょうか。
よくある工夫は、「疑問をもたせ... -
熱中授業づくりのポイント
1. 誤概念を含む問題提示
2. 「他の場面に置き換える」という方法で説明する場を設ける
3. 「共通性を探る」ことで割合の概念を自然に獲得させる
1 誤概念を含む問題提示
5年「割合」の導入教材です。正しい概念に基づく「倍による比... -
今回は行事について、けんた先生から相談を受けました。
けんた先生
B君を学芸会にどう参加させたらよいか悩んでいます。発達障害の疑いがあるB君は、集団活動が苦手なのでしょうか。劇の練習を始めてもすぐに抜け出して、体育館のすみでうずくまっていたり、小... -
この時期の子どもたち
ときどき、いじめ問題がマスコミをにぎわします。その度に、子どもたちも保護者のみなさんも不安になります。いじめ対応はもちろんケース・バイ・ケースですが、少し学校と反対側からの視点で考えてみましょう。
◎ 保護者のいじめ体験を想...