- 著者インタビュー
- 特別支援教育
ことばの教室で作成し指導効果が上がると感じた教材を、通常の学級での日常の指導にも使ってもらえるよう提供していっています。
読み書きの基礎スキルをつけるためのワーク教材を日常的にやっていくことで、クラス全体の読み書きのスキルアップができます。また、その中でつまずきのある子どもに早く気づくことができます。さらに、つまずきを見つけた子どもの補充指導にも使っていくことができます。
このテストは、今まで1年生の段階で読み書きのつまずきを調べるためのテストがなかったために、自ら考案したテストです。通常の学級で一斉に、短時間で実施できるように考えました。
かなの学習でつまずきやすい「特殊音節」に注目し、その誤りの数から読み書きの力を見ていきます。そのために、1年生から6年生各学年の平均誤答数と標準偏差も載せています。また、特殊音節の誤りの特徴から子どもの背景にある特性についても考えることができます。
1巻・2巻は連続したトレーニングワークになっています。
1巻の「わくわくプリント」は1年生の1・2学期に使ってもらうのが効果的です。年長・5歳児の後半からでも使用可能です。それに続くものが2巻の「すくすくプリント」になっています。
後半の漢字ワークは、1巻の「うきうきプリント」が1・2年生の漢字ワーク、2巻の「うきうきプリント2」は2・3年生の漢字ワークになっています。
特別支援教育は通常の学級で日常的に行われる、どの子にも優しいユニバーサルデザインの教育であるべきだと考えています。本シリーズのワークプリントは、学級で日常的に使用してもらえるようコピーフリーにしています。
3巻・4巻では「毎日、手軽に使える教材プリントがほしい。」というご要望にお応えして、各学年の新出漢字を網羅した漢字ワークを予定しています。また、算数の「数と計算・文章題」のワークプリント集も計画中です。
学校現場では、日々の学習指導や生徒指導に追われながら特別支援教育に熱心に取り組んでおられる先生方を多く見かけます。そんな先生方にエールを送るとともに、本シリーズが少しでも実践のお役に立てればと思っています。
ともに頑張っていきましょう!
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読めた!書けた!1年生の<教科書の漢字>学び支援!
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「わくわく」「うきうき」が「できた!」につながるプリント集
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どの子もできた!につながる教材のユニバーサルデザイン!