きょういくじん会議
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子育てには地域支援をフル活用!
kyoikujin
2010/2/1 掲載
〔子育て支援シリーズ〕第3巻 地域の子育て環境づくり

 いつの頃からか使われるようになった、「公園デビュー」という言葉。1歳くらいのお子さんがいる方は、すでに公園デビューを果たされただろうか。さて、その公園にも大小さまざまある。時間や用途によって、使い分けたいと思われる方もいるのではないだろうか。

公園マップを配布

 1月25日の神奈川新聞によると、神奈川県横浜市南区では、区内の公園情報を満載した「南区子育て応援マップ おひさまだいすき」を作製し、無料配布を行っているという。
 このマップは、子どもの預け先や相談会場等の子育て情報と、公園の施設などの情報を掲載したものとのこと。子育て中のお母さんたちが、実際に区内の全公園を歩いて調査したというだけあって、所在地やトイレの有無といった基本情報だけでなく、日陰やベンチなどといった、様々な情報が載っているようだ。

ネットでも公園探し

 地域密着型の情報誌とは異なるが、インターネットでも公園を探すことができる。例えば、「公園へ行こう!」というサイトだ。ここでは、東京都が運営する都立公園を探すことができる。地域別・路線別で探せるのはもちろん、目的別で探すというのもおもしろい。「ドッグランができる公園」「弓道場がある公園」など、用途に合わせて様々な公園情報を手に入れることができる。東京だけでなく、埼玉、兵庫などでも同様のサイトはあるので、ご自身の住んでいる地域の公園情報を探してみるのも、おもしろいかもしれない。

いろいろあります地域の子育て支援

 公園情報の発行以外でも、地域の子育て支援は様々ある。例えば、神奈川県川崎市宮前区の「うぇるかむクラス」という催し。昨年6月に行われたこの催しは、宮前区に転入した3歳以下の子どもをもつ親子が、子育ての先輩から、公園などの遊び場や日曜日もやっている歯医者の情報など、様々なアドバイスを受けるというものだったそうだ。
 ほかには、東京都杉並区の「子育て応援券」というサービス。一時保育や子育て講座などの有料サービスのチケットを、区が申込者に配布して、申込者は応援券でサービスを受けられるというもの。

 あまり地域の子育て支援に興味がないというお父さんやお母さんも、空いている時間を見つけて探せば、意外と役に立つ情報が手に入るかもしれない。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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