- きょういくじん会議

7月に入り、夏休みまで秒読み段階となりました。子どもたちは夏休みがやってくるのを楽しみに待っていることでしょう。そんな子どもたちの気持ちにこたえることのできる上野のイベントをご紹介します。
国立科学博物館 サイエンス・スクエア
1877年設立、国立の中では唯一の総合科学博物館である国立科学博物館では、夏休みの期間である7月27日から8月22日の間に、実験や観察、工作を中心とした体験学習プログラムを開催(要予約)。 実験の分野では、ブロッコリーのDNAを調べる「ブロッコリーのDNAをみてみよう」や太陽発電、風力発電を利用してLEDを光らせる「エコ発電ものづくり教室」など、今話題の科学に関する実験をすることができます。大人でも参加したくなるような企画が目白押しです。楽しみながら子どもたちに科学に対する興味や関心を育てることができる機会となりそうですね。
東京国立博物館 親と子のギャラリー
日本で初の博物館である、東京国立博物館でも親子を対象とした展示が行われています。それが「親と子のギャラリー」。2000年から始まったこの企画、7月は「日本美術のつくり方2」が開催されています。料紙装飾や寄木造、友禅染など日本古来の伝統的な技術の技法について解説し、作品ができるまでの過程を学習することができます。また8月には「博物館の音楽会」と題した展示がなされるとのこと。そして関連イベントでは、雅楽の演奏会も企画されています。普段とは一味違った視点から博物館を見ることができそうです。
上野動物園
上野といえば、動物園を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。夏休みの上野動物園は8月10日から16日までの間、開園時間を一時間延長し、「真夏の夜の動物園」と題したイベントを開催します。期間中は、ゴリラやペンギンの夕食風景を見学できるほか、園長や飼育員による園内ショートツアーや、さまざまな動物に関するトークショーなどの企画が行われるとのこと。普段は見ることのできない、夜の動物の姿を見ることのできる絶好の機会となることでしょう。
いかがでしたでしょうか。
子どもだけではなく、大人も楽しく勉強できる上野のイベント。
夏休みといえば、海や山といった屋外でのレジャーが定番ですが、今年は上野の森で思い出作りをしてみるのも良いかもしれませんね。