ネットいじめ対応アドバイザー資格の認定スタート
2008/3/31 掲載
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深刻化するネットいじめに対応するための専門的な知識を持ったアドバイザーを養成・認定する「ネットいじめ対応アドバイザー認定制度」が、4月からスタートする。
同制度を運営するのは、ひきこもり・不登校・ニートなどについて悩む本人や家族へのカウンセリングや、対処法についての無料カウンセリング講座、心理療法カウンセラーの育成などを行っている全国webカウンセリング協議会。受験料は10,000円で、同協会への申込後にテキストと課題が送付され、3ヶ月以内に課題を提出し合格することで認定書を受け取ることができる。有効期限は一年間、有料(5,000円)で更新することができる。テキストのみの購入も可能。
いじめの温床ともなっている「学校裏サイト」は文部科学省が39都道府県で調査をおこなったところ、38,000件にのぼるという。実態を把握することが困難なインターネットの特性を考えれば、この調査結果も氷山の一角にすぎない可能性もある。変化の激しいネット環境に囲まれる子どもたちの安全を守るために、専門知識を持って対応できる人材の育成が急がれている。
- 学校裏サイト38,000件以上と判明、有効な対策が望まれる(2008/3/18)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20080137 - 「ネットいじめ」―すぐそこに広がる闇(2007/11/7)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20070382 - 「ネットいじめ」4割が見聞き―大人はどう対応する?(2007/9/7)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/kaigi/?id=20070246
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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