きょういくじん会議
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「巣ごもり」が定番? お正月の過ごし方
kyoikujin
2010/1/6 掲載
日本の伝承玩具 TT-01 羽子板

 明けましておめでとうございます。
 すでにお正月気分から遠ざかっている方がほとんどかもしれませんが、新年最初の投稿ということで、少しお正月らしい話題にしてみます。

 2010年のお正月、皆さんはいかがお過ごしでしたか。

 2009年12月にアイシェアが発表した2010年版の正月の過ごし方に関する意識調査によると、「テレビを見る」と回答した人が最も多かったようです。新聞やテレビでは、お正月を海外で過ごす人たちの出国ラッシュ、帰国ラッシュの様子が年末年始の風物詩のように取り上げられますが、この調査では、海外旅行はもちろん国内旅行も10位以内には入っていないようです。アイシェアでは、2010年のお正月の過ごし方を「巣ごもり」 と表現しています。

 では、子どもにとってもっとも重要な(?)お年玉、こちらの動向はどうだったのでしょうか。
 住信SBIネット銀行株式会社が2009年12月に「2010年のお年玉に関する意識調査」(PDF:リンク先はPR TIMESの記事)を発表しています。この調査によると、景気低迷が叫ばれる中も、約9割の人が「お年玉をあげる額が減らない」と回答したそうです。また、気になるお年玉の相場ですが、お年玉をあげる予定の人数は2人と回答した人が最も多く、支出額の平均は約17,999円という結果になったそうです。皆さんのあげた額と比較して多いでしょうか。少ないでしょうか。

 5日の時事通信社の記事は、国際宇宙ステーションに滞在中の野口総一さんが日本実験棟内で、書き初めや羽根突きなど日本の伝統的な新年行事に挑戦したことを伝えています。
 野口さんが実験棟の「きぼう」内で書いたのは、「和」「きぼう」「夢」 の3つの言葉。そして、「きぼうの中で和の心を忘れずに、夢を追いたいと思います」と語ったそうです。

 新しい年、新政権の行く末もいろいろとまだ落ち着いてはいませんが、日本人らしい気持ちを大切に、よりより日本のために、1年を過ごしていきたいですね。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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