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- 2013/2/15
- 教育オピニオン
- 道徳
はじめに
私が学校教育の心理学研究に携わって早いもので45年近くになるが、一貫して行ってきた研究には、(1)不安やストレスが子どもや教師の行動に及ぼす影響に関するもの、(2)コールバーグ理論に基づくモラルジレンマ授業を我が国の教育風土に適合させるため... -
先日、「学び合い学習」授業風景のTVを見た。
唖然とした。子どもを怒鳴り散らしている。
教卓の所に座っている先生に、子どもが一生懸命考えて算数の答えを見せにいったらいきなり言われた。
「何でこうなるのだ!」
「おまえは何を考えているのだ!!」
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私が日本に最初に関わりをもったのは、まだ私自身が30代で、変わらない吸引力の掃除機を製造するために開発したサイクロン技術を完成させた1980年代です。当時、世界中の誰よりも私の技術に興味を持ち、深く共感し、寝る間も惜しんで世にまだ存在しないサイクロン...
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私はジェームズダイソン財団(James Dyson Foundation: JDF)という、主にエンジニアリングやテクノロジー、デザイン分野における教育慈善団体を2002年に英国で設立しました。活動の目的は、今後あらゆる分野で活躍するエンジニアやデザイナーの育成支援、将来を考...
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1.四海波高し
平成22年9月の中国漁船衝突事件、そして11月と翌年7月のロシアのメドベージェフ大統領による北方領土・国後島への上陸、さらに本年8月の韓国の李明博大統領の竹島上陸、加えて石原元東京都知事の尖閣諸島購入方針表明に端を発した同諸島の国有化を巡... -
子どもたちが元気に校庭を走りまわる。子どもたちがみんなで運動をしている。いつ見てもわくわくさせられる光景ではないだろうか。額に汗をにじませ、笑顔いっぱい、ときには真剣なまなざしで思い思いに体を動かしている。自由で気ままではあるけれど、そんな子ど...
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1.我が校の日常的な光景
昨日も夕闇迫るころ、一人の女性教師から研究授業の指導案について相談を受けていた。
既に彼女は、これまで自主研修で模擬授業を3回行っていた。さらに本番の研究授業まで、あと2回模擬授業を行う予定である。
放課後、模擬授業が自主的... -
1 防災教育は面倒くさい?
みなさんは「防災教育」と聞くと、その必要性は理屈としてはわかるものの、「面倒くさい」「何をどう教えたらよいかわからない」「地学専攻の先生しか教えられない」などと思われるかもしれません。確かに、教職課程で防災教育を受けたわ... -
授業改善
教頭になって5年。
私が最も力を入れてきたのは、学校全体の授業力向上である。
学力向上の問題、学級崩壊の問題は、いずれも授業の問題である。近年増えてきた保護者からのクレームも授業に端を発していることが多い。
安定した学校運営、信頼される学... -
1 30年ぶりに放射線教育が復活した
平成23年度から、中学校理科では最後の単元「科学技術と人間」で「放射線」を扱うことになった。30年ぶりに放射線に関する記述が復活したことになる。
扱うべき項目としては、科学技術の発展やエネルギーとの関わりとして以下の...