詳細情報
- 人と本でプレビュー アーカイブ“社会科60年”を覗く (第7回)
- 本多公栄著『ぼくらの太平洋戦争』鳩の森書房、1973年/教育科学研究会・社会科部会著『社会科教育の理論』麦書房、1966年
- 本文抜粋
- T 「戦争体験」を考える意味 一九四五年以後、新たな研究団体が創設され、歴史学は進展した。遠山茂樹・今井清一・藤原彰たちが『新版 昭和史』(岩波書店)を発表したのが一九五九年。それは、当時のベストセラーとなった。戦後の歴史教育でも、第二次世界大戦での「戦争体験」をどのように授業で取り扱うのか、常に問…