「協働的な学び」を実現する算数授業のつくり方(10)
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- 2023/3/25
- 協働的な学び
- 算数・数学
前回は、数学的活動のAとDの局面を重視した一斉授業のあり方について述べました。3年生の分数の加法の学習において、「〜を1とする」という数学的な見方を働かせることによって、既習である整数の加法にすることができることを発見した子どもたちは、「減法、乗法、... -
チェックポイント
・飛び出す子、うるさくする子
・友達に暴力や暴言をする子
・学習に難のある子
・保護者離れができない子
4月は、子どもたちにとって新しい環境になるため、安心感が重要になります。学級経営や授業でも、見通しのはっきりとしたシンプルなも... -
連載の第8回で、「社会に出れば、人は読まねばならぬ文章は読むが、読みたくない文章は読まないのだ。コメントなんてものもない。とりあえず書けば、先生が読んでくれる学校とは違う。だから、君たちは、読者が読みたくなるような文章を書かねばならないのだ」と書き...
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今回は3年生国語「わたしたちの学校じまん」(光村図書)の取り組みを紹介します。この単元では、伝えたいことを理由をあげて話すということがねらいとなっています。
1 学習計画を自分たちで立てよう
子どもたちに、単元の活動内容やねらいを話した後、次のシー... -
一年のまとめとして、研究部会で振り返りをていねいに行いましょう。ここで、どのような振り返りをするかによって、メンバーの研究成果の定着度が変わってきます。
成果をメンバーから出す方法
研究のまとめでは、
本年度の研究の成果はどんなことでしょうか?
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「個別最適な学び」と「協働的な学び」は、子どもを主語にした学びです。子どもが主語ということは、子どもが自分で学習を進める必要があるということです。しかし、子どもが自分で学習を進めていれば、どんな内容でもよいのかというと、そうではありません。やはり...
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チェックポイント
・前向きに終わる
・感謝の気持ちをもたせる
・不安は、「素晴らしい自分」の裏返し
いよいよ3月です。子どもたちにとって、学年の総決算となる大切な時期になります。ただ、教師にとっては多忙を極める時期の一つでもあります。子どもたちにど... -
ここまでの連載のポイントを押さえることで、子どもたちは、かなり書けるようになりました。しかし、書き始めたものの止まってしまう子どももいます。それは、次に何をすれば良いのかがわからない子ども達です。
次から次へと、その次にやることを子どもに指示する... -
私は3年生の担任をしています。
2学期に、算数「三角形と角」を行いました。そのときの実践を紹介します。この単元では、二等辺三角形や正三角形についての意味や性質を理解することがねらいです。この実践を振り返って私が考えていたことを紹介します。
1 準備時... -
研究主任の仕事もそろそろ大詰めを迎えていらっしゃるでしょうか。ここであらためて、チームづくりについて考えておきたいと思います。
研究は、チームで取り組む仕事である
これまでの連載でも繰り返し触れてきたことですが、研究主任の仕事の根幹は、
学校の研...