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総合的学習を創る 2003年7月号絶対評価と総合―ルーブリックの作り方
- 刊行:
- 2003年6月
- ジャンル:
- 総合的な学習
- 対象:
- 小学校
- 巻頭特集の〈6人の先生にお願いしました〉総合と絶対評価―私が考える研究の焦点−を読んで頷くところが多かった。早速、本校の職員に紹介したところである。
確かに、「総合的な学習の時間」が今、「学習」として成立していないと思う。その原因を痛快にズバリ記述してあり、大変参考になった。また、ルーブリックという新しい評価指標もわかりやすく紹介され、この1冊でその概要をつかむことができた。2003/6/27橋本 秀則
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現代教育科学 2003年4月号教員の適格性が問われる業績評価
- 刊行:
- 2003年3月
- ジャンル:
- 教育学一般
- 対象:
- 小・中
- 市毛勝雄氏「社会科は『問題解決学習』がうまくいく」を面白く読んだ。そのなかで算数科の「問題解決学習」・「課題解決学習」が紹介されている。「24×12の計算の仕方をみんなで考えましょう」という授業で、計算の仕方を工夫するのが4時間、習熟に2時間をかけている。このような授業に市毛氏は疑問を投げかけているわけだ。「2時間くらいで計算の仕方の学習を終わらせ」ればいいんじゃないかって。
ぼくも同感だ。(「同感」で合ってるのかな?)算数は音楽と同じようにやればいいんじゃないだろうか。音楽は楽曲をマスターするのに、くり返し歌う。算数も(できない)問題をくり返し解けば、マスターできるんじゃあるまいか。こういうのは「詰め込み教育」じゃないと思う。歌の目的は歌うことでしょ。算数の目的は計算そのものにあるんであって、暗記することじゃないはずだ。(詩の暗誦も、暗記が目的なんじゃなくって、声に出すことが目的なのかもね。余談。)
まあそんなふうに考えると、算数の問題が教科書にあり、それを子供が解くという授業の形式そのものが、もしかしたらマチガイなのかもしれない。問題と証明がすべて書いてあって、それを子供がくり返しノートに写すっていうほうが、正しいのかもしれない。ぼくは数学教育の専門家じゃないから分らないけど。古代ローマの皇帝は数学と音楽で調和を学んだっていうから、学習原理は同じものなんじゃないかなあ。どうなんだろ。
「『おぼろ月夜』の歌い方をみんなで考えましょう。」なんて変だ。だから、「24×12の計算の仕方をみんなで考えましょう」も変なんじゃないのかな。計算の仕方は先生が教えればいいんじゃないかな。(教科書に書いてあるほうがベストかもね。)あとはくり返し計算する。それだけのことなのではあるまいか。算数の教科書はバイエルみたいなもんにすればいいんじゃあるまいか。そんなことを、最近、高木貞治『解析概論』(岩波書店)を読んで思ったりしました。2003/3/17東洲斎写楽
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実践国語研究 別冊 2002年11月号言葉の学びを創造する国語科学習の展開
- 刊行:
- 2002年9月
- ジャンル:
- 国語
- 対象:
- 小・中
- 具体的な実践が載っており、その実践がどう良いのかがわかりやすく分析されています。授業の中にかくれた「付けたい国語の力」が解説されているので、良いと思います。すぐに使えるものも多いと感じました。2003/2/11おでこ
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教育新書1授業の腕をあげる法則
- 刊行:
- 1985年
- ジャンル:
- 授業全般
- 対象:
- 小・中
- 今日の授業に即役立つ内容が惜しげもなく記されていました。どれもこれも「やってみたい!」と教師という仕事の面白さ・素晴らしさを素直に感じさせてくれる1冊です。難しい理論でなく極めて具体的な指示や原理・原則が書かれており一気読みしました。何度となく読み返している私のバイブルです。2002/12/3スタンダード
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教材開発 2002年11月号真のプロ教師をめざす「授業づくり」の技術
- 刊行:
- 2002年10月
- ジャンル:
- 授業全般
- 対象:
- 小学校
- 真のプロ教師になるための5条件を心に刻みました。
日々の授業の中で、子どものことばを大切にしながら、発問づくりや対応の技術を高める努力をしたいと思います。
「基礎教科の教材開発8」の林先生の文章から、自動車工業の授業を身近な所に引き寄せるための視点について学ばせていただきました。ありがとうございました。2002/10/12恒川 徹
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日本教育技術方法大系15中学学級指導大事典
- 刊行:
- 2001年11月
- ジャンル:
- 学級経営
- 対象:
- 中学校
- 使えます。中学校教師は、指導が荒いです。そのスキマをついています。2002/7/29エリザベス
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数学教育 2002年4月号計算力を育てる授業づくり
- 刊行:
- 2002年3月
- ジャンル:
- 算数・数学
- 対象:
- 中学校
- 「3年その1タイル図から直積表へ」を拝見して、うれしくなりました。
私が教師になりたてのころ、乗法公式で展開も因数分解も指導していたところ、隣のクラスではベテランの先生が公式など一切使わず、白と赤のタイルやら、直積表やらを使って指導されていて、愕然としました。
下位の生徒もみんな、展開も因数分解も得意にしてしまっているのです。早速指導法を伝授させて頂いて、その後ずっとタイルと表を使ってやってきました。
今回『数学教育』で紹介されたことで、実践される方が増えればいいと願うばかりです。
なお、共通因数をくくりだすという場面でも、直積表が生徒には分かりやすいようです……。2002/6/20てっしー
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楽しい体育ビデオシリーズ1「縄跳び運動」の教え方
- 刊行:
- 2000年8月
- ジャンル:
- 保健・体育
- 対象:
- 小学校
- 本ビデオの制作者です。
兵庫における根本体育直伝講座で二重跳びのステップを参加者のみなさんにやっていただきました。
すると、大人でも効果のあることが分かりました。
全然できなかった人ができたり、回数が増えたりしたのです。
自分ながらびっくりしました。
ぜひお試しください。2002/6/16藤澤芳昭
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実践国語研究 2002年7月号「評価」で国語の授業を改善する
- 刊行:
- 2002年5月
- ジャンル:
- 国語
- 対象:
- 小・中
- 評価の問題は、指導目標のみならず、指導過程を決定付ける要因であることは周知である。本書は、特に総合学習で取りざたされる「評価と指導の一体化」「評価観点の学習者中心の設定」などについて示唆の多いものであった。また、言語活動は「話す・聞く」「書く」「読む」に加えて「見る」がメディアリテラシーの観点からも重要であることが井上氏の論文から理解できた。実践に生かし、多様な言語活動例を創出したいものである。2002/5/27K.H
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