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社会科教育 別冊 2004年6月号新版!社会科学習用語まとめくん
- 刊行:
- 2004年5月19日
- ジャンル:
- 社会
- 対象:
- 小学校
- 現在5年生を担任しています。授業で使っていたところ、
@答えがあるところ
A単元のまとめや復習に使いやすい
と学年主任や6年生の先生方にも好評でした。
学年主任の先生も1冊購入されました。
やはり良い物は誰から見てもいいんですね。2006/1/13うら松
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若い教師に贈るこの一冊1有田和正の授業力アップ入門 ―授業がうまくなる十二章―
- 刊行:
- 2005年8月29日
- ジャンル:
- 授業全般
- 対象:
- 小学校
- 教育界の重鎮のありがたいお話が、綴られています。氏の崇高な理想に共感する若手も多いことでしょう。しかし、人格者でもない、ひねくれ者の私には、少々物足りなく感じました。それは次のような理由からです。
1.すぐに教室での応用ができない。
社会科の教材集めなど、長期的な取り組みについて述べられています。切羽詰ってしまった私のクラスには、ちょっと縁遠いお話です。
2.物分りの良い人間向けに書かれている。
人格者あるいは無垢な人間でないかぎり、この本に書かれた内容の実践は継続できないと思われます。クラスの腕白な子に敵意を抱いてしまう方、学年主任の目が気になり始めた方、飽きっぽい方にはお勧めしません。2006/1/10グレートサスケネ
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授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ11日10分で語彙力アップ! 英語多読BINGO50
- 刊行:
- 2005年6月23日
- ジャンル:
- 外国語・英語
- 対象:
- 中学校
- BINGOは、生徒が喜ぶ活動の1つでクラスで積極的に取り入れています。
この本は、英文テキストを読んでBINGOを完成するというバージョンですが、英文テキストは生徒の身近な話題をもとにつくられているので、取り組みやすいと思いました。
英語の意味や読み方がわからなくても、BINGOを完成することができるので、クラスの子全員が熱中して取り組めるところが一番よかったです!2005/12/6タドキスト
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学校マネジメント 2005年10月号“知・徳・体”崩壊の実態と学校の対応策
- 刊行:
- 2005年9月7日
- ジャンル:
- 学校経営
- 対象:
- 小・中
- 「学校マネジメント」10月号の特集記事の紹介を新聞で見てじっくり読んでみたくなりました。我が勤務校にも信じられないような苦情・意見を言ってくる保護者がたくさんいるからです。でも残念、在庫なし出庫見込みなしでした。2005/11/3学力向上
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小学校英語を楽しく! “ひとくち英単語”日めくりカード集3年生用日めくりカードCD付き!
- 刊行:
- 2004年8月17日
- ジャンル:
- 総合的な学習
- 対象:
- 小学校
- 中学生でも使っています。手ごろにプリントができ、簡単に継続して貼ることができるので、とても役に立っています。語彙を増やす1つの手立てとして活用できます。2005/10/31英語新米教師
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教え方のプロ・向山洋一全集2プロの資質を磨く若き教師の三年間
- 刊行:
- 1999年11月
- ジャンル:
- 授業全般
- 対象:
- 小・中
- この本に出会えてよかった。具体的に書かれており、これからすべき自分の課題が見えてきた。誰もがプロの教師になりたいと思う。そのためにはこの本を読んで、技術を身につけていかなければならないと思う。2005/9/28たかひろ。
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社会科授業が対話型になっていますか
- 刊行:
- 2005年8月18日
- ジャンル:
- 社会
- 対象:
- 小学校
- 校内研修で社会科を研究する本校が,何か拠り所になる本や先行研究を求めていたときに出会った本です。
研究というと,とかく難しくなりがちなイメージを見事に払拭してくれました。明解な理論解説とやさしく語りかけてくれるかのような文章。社会科の必要性や楽しさということだけでなく,今の日本の子どもたちに必要とされている力と社会科との関連について,本当に分かりやすく説明されています。誰でもきっと社会科の本質に迫ることができることでしょう。
また,事例の豊富さにも驚きです。日頃の授業を何とか改善しようとしている教師の大きな悩みは,「実際にはどうしたらいいの?」というように,授業の具体像がわからないことです。でも,本書に掲載されている実践例が,その悩みを難なく解決してくれます。
構成にも工夫があります。意味のわからない言葉があったときに,国語辞典でその意味を調べるように,本書も,例えば「学習問題のことは?」というように,トピック的に活用できるのもありがたいことです。
各章ごとにチェックリストがあったり,校内研修の在り方まで具体的に説明されていたりと,初任者はもちろん,中堅・ベテラン教員にもとても読み応えのある本です。みなさんも本書を読んで,是非「なるほど!」の快感を味わってみてください。2005/9/26みん
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旧文化教師は真っ赤な嘘を「事実」としてどう教えたのか
- 刊行:
- 2004年3月17日
- ジャンル:
- 教育学一般
- 対象:
- 小・中
- 目次を眺めても分かるように、向山氏は「事実」を重視される。まったく同感である。しかしながら、この本の「4 戦争をムードで語ることで失う「事実を見る目」」の中には、向山氏の事実認定に関して疑問を抱かせる点がある。
【1】36ページから37ページにかけて、いわゆる百人斬り競争を報じた新聞記事が引用されている。これについて向山氏は次のように書いた。
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昭和十二年十二月十日の出来事として、「百人斬り」のことが東京日々新聞〔引用者注:正確には「東京日日新聞」〕に載った。
記者は、浅海・鈴木両特派員である。〔36ページ〕
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ここで、向山氏は「昭和十二年十二月十日の出来事として」と書いている。しかし、向山氏が引用した「東京日日新聞」の記事には、「南京入りまで『百人斬り競争』といふ珍論争〔引用者注:「珍論争」は向山氏著書のまま〕をはじめた例の片桐部隊の勇士、向井敏明少尉、野田巌両少尉は、十日の紫金山攻略のどさくさに、百六対百五といふレコードを作って」〔36ページ〕とある。つまり、この記事は、「百人斬り」は12月10日以前から開始され、10日を以て一応達成されたと報じている。この競争について最初に報じたのは11月30日付『東京日日新聞』であり、その後この競争は12月4日付、12月6日付、12月13日付と3回記事になっている。向山氏が引用しているのはこの12月13日付記事だけである。向山氏が他の3つの記事に言及しないのはなぜなのか。向山氏は、12月13日付記事について「明らかに記事は嘘であった。」〔38ページ〕と断定しているが、他の3回の報道についてはなぜ無視しているのか。
【2】戦後、二人の少尉は南京の国民党政権の下で実施された裁判で処刑される。これに関して向山氏は次のように書いている。
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そして更に一年余。昭和二十二年九月、中国側の指名で逮捕された。
その時、向井氏の上官富山大隊長は、次の証明書を提出した。
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一、向井少尉は、無錫で一度浅海記者と会っただけである。
二、その後十二月二日、砲弾によって脚および右手に盲貫弾片創を受け、
看護班に収容され十五日まで治療を受けていた。
三、向井少尉は聯隊砲指揮官であり、白兵戦に参加する機会などない。
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向井氏は、後方で手当をうけており、隊に復帰したのは十五日、しかも担架にのせられてであった。
浅海記者も、無錫から南京陥落後に入城していて、戦闘現場には行っていない。
明らかに記事は嘘であった。〔37−38ページ〕
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向山氏が引用した新聞記事によれば、12月11日に向井氏は紫金山麓で記者と会見したことになっている。一方、富山大隊長の証明書によれば、11日に向井氏は紫金山麓にはいなかったことになる。記事と証明書と、一体どちらの言い分が本当なのか。読者としてはぜひとも「事実」を知りたくなる。しかし、向山氏は何の検証もおこなわないまま、向井氏の上官によるアリバイ証言だけを正しいと認めている。まったく不公平である。このアリバイ証言を裏付ける資料があるのか。あるのならば是非それを示していただきたい。それとも、向山氏は「私が正しいというのだから信じなさい」とでも言うのか。
【3】また、以下のように、記事に登場する本人が、自分が中国で捕虜虐殺を行なったことを別の場所で証言している。この資料について、向山氏はどのような評価をするのか。
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このときのN少尉〔引用者注:野田巌少尉のこと〕は、のちに帰国して故郷の小学校で内幕を気軽に語った。それを直接きいた志々目彰氏は、月刊誌『中国』(一九七一年一二月号)で少尉の言葉を次のように紹介している。
「郷土出身の勇士とか、百人斬り競争の勇士とか新聞が書いているのは私のことだ……実際に突撃していって白兵戦の中で斬ったのは四、五人しかいない……
占領した敵の塹壕にむかって『ニーライライ』とよびかけるとシナ兵はバカだから、ぞろぞろと出てこちらへやってくる。それを並ばせておいて片っぱしから斬る……
百人斬りと評判になったけれども、本当はこうして斬ったものが殆んどだ……
二人で競争したのだが、あとで何ともないかとよく聞かれるが、私は何ともない……」
これでは、あの武勇伝も実は「据(す)えもの百人斬り」であり、要するに捕虜虐殺競争の一例にすぎなかったことになる。〔本多勝一『南京への道』(朝日文庫、1989年)162−163ページ〕
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【4】新聞記事の引用には誤りがあるのではないか。例えば、向山氏の引用で「珍論争」「両少尉アハハ」「十一日夜」「超えていた」「俺の関の孫六が」「唐竹割りに」「十一日の午後三時、」「えいままよ」「生血を吸った関の孫六を」とある部分は、上記『南京への道』における同じ記事の引用では「珍競争」「両少尉はアハハハ=v「十一日昼」「超えてゐた」「俺の関孫六が」「唐竹割に」「十一日の午前三時、」「えいまゝよ」「生血を吸つた孫六を」と書かれている。一体どちらが正しいのであろうか。ぜひ向山氏にお答えいただきたい。2005/9/20匿名希望
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社会科授業が対話型になっていますか
- 刊行:
- 2005年8月18日
- ジャンル:
- 社会
- 対象:
- 小学校
- 文部科学省教科調査官である著者が書いた本書は,「これからの社会科」を考える上で重要な示唆をわかりやすく与えているように思います。わかりやすい理由は,次の三つあります。
@ 自己チェック項目を各所に設けたり,授業づくりのアイディアやヒントを示したりして,読者との「対話」も試みている。
A 本書で紹介された実践例は著者自身の実践も含めて各学年とも複数例にわたり,授業の様子がわかりやすいように,授業で使用した資料や子どもの作品例,子どもの発言などを示しながら平易な言葉で書かれていて,明日からの授業ですぐに役立つ情報が満載されている。
B 難解な説明になりがちな理論も著者の家族での会話をもとに,実に読みやすくわかりやすくまとめている。(「スイカ」の話は,おもしろかったです。)
また,本書が目指す「対話型」の授業は,「みんなで考え合う授業」です。「調べて考え,表現する」社会科の重要性は,これまでも言われてきたことですが,そのことを具体的に説明した良書にはなかなか出会えませんでした。本書のキーワードである「一往復+α」は何のことなのか…このことを考えながら読み進めると,「調べて考え,表現する」社会科が見えてくると思います。
これから社会科を研究しようと考えている方,そしてふだんの授業を子どもが生き生きする授業につくり変えていこうとする方には,ぜひおすすめします。2005/9/17フミ
その本に、経験と勘と気分の3Kから脱却するために学校業務マニュアルを作る提案が書かれていました。
異動した先々で、去年はどうだったかなど聞いて周ることしばしば。
もう10年近く前に発行されたものですが、読みたくなりました。
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