もくじ
特別支援教育教え方教室2012年11月号
特集 発達障がい児に教える!定型発達者がキレる言葉遣い28
特集のねらい
1 相手のよくないことを指摘する
@自分もしゃべっているのに,友だちに「うるさい」と指摘する
A絵や作品を見て「ここ失敗してるね」と言う
B「あんまり笑顔が似合わないね」などと欠点を指摘する
C自分を守るために相手のよくない小さなところをつつく
2 がんばっている相手がイヤな気持ちになる言葉
@練習しているときに「そんなことして何の意味があるの?」と言う
A友だちが質問したときに「そんなことも知らないの?」と言う
Bうまくいかなくて困ってる子に「え,このぐらい,何でできないの?」と言う
C教師の指示や友だちのお願いに対して「エ〜!!」と言う
3 自分がしてもらっているのに言ってしまう言葉
@教えてもらってできたのに「初めから知っていた」「自分だけでもできた」と言う
A手伝ってもらっているのに「早くして」と言う
Bもらったおやつを食べて「あまりおいしくないね」と言う
Cはさみなどを借りたのに「これ使いにくい」と言う
4 周りの空気を読めない言葉
@上手だよねと言われて「このぐらい普通」と言う
A人を傷つけることを平気で言ってしまう
B相手がいやがっているのに,しつこく何度も言い続ける
C失敗している人がいるのに自分ができたことを自慢する
5 相手の欠点を指摘する
@「○○ちゃんは,いつもすぐに怒るよね」などと,言われたくないことを言う
A「おしゃべりばかりしていると嫌われるよ」などと指摘する
B代表して書いてもらっているのに「あまり字がうまくないね」などと言う
C「そういう性格は嫌われるよ」などと大きな声で言う
6 相手の失敗に対する言葉かけ
@失敗した子に「ぼくはできたよ」などと言う
Aみんなの前で「失敗したの?」などとわざわざ聞く
B計算ミスした子に「注意がたりない」などと言う
C「そのぐらいできないと将来困るよ」などとわざわざ言う
7 自分のことだけを考えた発言
@人が話をしているのに,首をつっこんで自分のことばかり話す
Aまだ終わっていない人がいるのに,自分が終わったので「終わろう」と発言する
Bゲームの最中に「あー面白くない」などと言う
C他の子が企画したイベントで「面倒くさい」「やりたくない」と言う
ミニ特集 医療のプロはここを見る 良い教材・悪い教材の見分け方
グラビア
特別支援教育に必要な親学 (第1回)
写真で早分かり 子どもの特性に合わせた“情報伝達の構造化” (第11回)
教育の新課題と特別支援教育
巻頭言
『教育』と『医療』の連携で特別支援教育を強化する (第10回)
『龍馬くんの訴え』から学ぶ発達障がい指導原則 (第6回)
子どもに力をつけるTOSS教材教具
ポイントを外さない〜特別支援の子の保護者への対応術 (第4回)
私は,この本をこう読んだ (第4回)
特別支援教育を視野に入れた学校づくり (第3回)
“あの有名人”も実は〜 教室で読み聞かせ:元気が出る実話シリーズ (第10回)
学級担任に必要な「特別支援教育の基本スキル」 (第8回)
教育は格闘技だ―フリースクールの実践 (第25回)
中学校を改革する特別支援教育で中学校が変わる (第4回)
眼科医療と発達障がい支援の関連 (第1回)
発達障がい児への指導法/支援法 (第4回)
特別支援教育の制度/障がいの用語理解/障がい観・支援システム (第4回)
コーディネーターのお仕事拝見 (第14回)
誌上QAコーナー こんな時どうしますか
特別支援学校・特別支援学級コーナー
- コーナー担当・・・・・・・
- 特別支援学校の実践・・・・・・
〜「上靴」を洗うことを通して自立を目指す〜 - 特別支援学級の実践・・・・・・
〜数を認識できないAくんが数えられるようになった自作教具「A−BOX」〜
論文ランキング
読者のページ
編集後記
・・・・・・TOSS特別支援教育イベント情報
・・・・・・どんな子でも熱中する教材はこれだ!!